2024年12月17日(火) |
社会の底が本当に抜けた・・・ |
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三菱UFJ銀行の貸金庫から行員が金品を抜き取っていた事件、まさか銀行の貸金庫が安全じゃないとは!と驚いた方も多かったと思う。しかし、銀行員が顧客のゼニを横領する事件というのは昔から起きていることであり、銀行員だからモラルが高いわけででもない。ただ、このような事件が起きるとオレは兵庫県知事選挙の時と同じ気分になるのである。「社会の底が抜けた」ということを思うのだ。まさか立花孝志のデマに乗せられて斎藤パワハラ元彦に投票する馬鹿県民が110万人もいるなんてことを誰が予想できただろうか。日本社会が急激に劣化して馬鹿天国になってるという現象はもう止められないところまで来ているのである。
闇バイトに騙されるような馬鹿も増えた。維新の会のペテンに騙されて投票する馬鹿は全国的には減少しているが大阪にはまだまだ多い。「カジノIR誘致のための万博」というクソイベントが成功すると思っている馬鹿も、あのキモいキャラを「かわいい」と言ってる馬鹿も多数存在するのである。その上、性犯罪上等というそのクズ政党が性犯罪の被害者救済のための組織を潰そうとしていてもなんとも思わない人が多いのである。
市長がその地位を利用して女性に性関係を結ばせることも、技能実習生のカンボジア人女性を脅して性関係を結ばせ妊娠させることも重大な犯罪であるとオレは思ってるが、加害者は「合意があった」とほざくのである。合意があってもやってはいけない性行為がある。それは親子だったり、あるいは仕事上の上下関係の相手であったりする。そんなこともわかってない大人の増加に対してオレは「社会の底が抜けた」と思うのだ。
若年者の知的レベルは大幅に低下した。今、小学生はおつりの計算が出来ないという。100円札で買い物をしてお釣りがいくらになるなんて計算は昔の子どもは瞬時に出来たはずだ。今はキャッシュレス化のせいでそういう計算をしなくていい。お釣りをもらうということを知らない子どももいるというのだ。
新聞などの文字を読まなくなって、ユーチューバーの無責任な嘘を信じる馬鹿も増加しまくりである。オレはほとんどYouTubeを見ないのだが、今や若者の情報源は基本的に動画サイトだという。テレビを観なくなってる若者が動画サイト、それも自分の低レベルの視聴傾向に合わせた馬鹿サイトしか見なくなってるわけで、劣化するのも当然である。そういう馬鹿たちが簡単に詐欺的な商法や情報商材に騙されるのだろう。
郵政省がJPという民間会社になってから起きたことは、社員に怪しい販売ノルマが課せられたり、契約社員などの非正規雇用が増えたことだった。結果として「配達が面倒」という理由で郵便物を捨てる馬鹿がいたりして、郵政事業のサービスは低下したのだが、そもそもこのような事業は赤字であっても国家のための存続させるべきものだったのではないのか。水道や郵便などの事業はなかったら困る大切な仕事である。そんなものを営利事業にするべきではなかったとオレは思うのだ。
国鉄がJRとなり、分割民営化された。本来なら赤字ローカル線のために使われるべき東海道新幹線事業の巨額の収益はJR東海のものとなり、そのゼニはリニア新幹線という馬鹿事業に投資されることとなった。そんなものを作らなかったら日本中の赤字ローカル線は守られたのである。何もない田舎でも鉄道が通じてるということはどれほど大きな価値だろうか。地方を守るということは田舎にも鉄道で行けるということなのである。そんな大切なモノをぶっつぶしたのは、「民営化」というくだらない方針だった。
社会の底が抜けたのは政府の責任である。教育のせいだけではないし、ここまで日本人を劣化させたのは政治家がまず劣化したからだとオレは思っている。建て直すにはどうしたらいいのか。まず政治家からまともな人にすることである。金権政治家を一掃し,統一教会や日本会議という売国連中を全員公職から追放すべきである。
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