2024年12月08日(日) |
安物の時計を買ったぜ |
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長年使ってきたカシオのGショックの時計バンドがちぎれた。電池交換を1年位前にしたのだが、そこからもう5分くらい時間が進んでいて、放置するとどんどん進んでいくという「時間に不正確な」時計だったのである。しかもデジタルだけではなくて針もあるので、たまに自分で時間を合わせても針の動かし方がわからない。そういうわけで常に「誤差」を理解して使わないといけない面倒な時計だった。買ってから10年以上になるわけだが、店で「時計バンド交換」について問い合わせるとなんと「2ヶ月待ち」だったのである。
オレは当面の間に合わせのためにコーナンに安モノの時計を買いに赴いた。するとCYBEATと書かれたデジタル電波時計が処分品ということで税込1700円で売られていた。オレは迷わず買ったのである。Gショックの電池交換が3000円くらいするわけで、電池交換よりも安い金額でしかも電波時計なら時間の狂いを心配することもないわけだ。1年保証とあったので安いモノである。調べてみるとこのCYBEATというのは株式会社サンフレイム、メイドインTOKYOとあったので、一応日本製のようである。
時計に求められる機能が「時間が正確であること」ならば、この1700円のデジタル電波時計は、15000円したGショックよりもはるかに優れていることとなる。工業製品とはそういうものである。確かにオレの年代ではロレックスとかで「オレは金持ちなんだぜ」アピールをする人も多いが、考えたらそんなゼニがあれば他のことに使う方がいいわけで、ロレックスを買うゼニがあるなら株を買って配当や優待をもらった方がいいのである。もっともそこは価値観の違いだが。
電池交換するくらいのタイミングで、それが例えば3000円とかかかるならまた今回のように1700円くらいの時計を買えばいいのである。考えたらそんなに頻繁に電池交換するわけでもないし、3〜4年は大丈夫だろう。
今の若者はそもそも腕時計をしないらしい。スマホを見れば時間がわかるからである。しかしオレは長年の習慣でやはり腕時計があった方がいい。スマートウォッチなんかもいいが、そういう文明の利器にはなかなかついていけない。変わらない部分はそのままでいいんじゃないかと思ってる。
大学の四回生の時に自分へのご褒美で買ったカシオの時計を30年近く使って、それからGショックを買って10年使って、というふうに考えたらオレはほとんど時計にゼニを使っていなかったのである。普通の社会人ならもっとたくさん時計を買い換えてるだろう。今回手に入れた激安品の時計は何年使うことになるだろうか。壊れるまでにこいつは何年耐えてくれるのだろうか。
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