2024年10月12日(土)

朝ドラがつまらない

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　近年の朝ドラの中では屈指の名作だったと言われるのが『虎に翼』だったが、９月に終了後新たに始まった『おにぎり』がつまらない。とりあえず視聴しているが、全く感情移入できないのである。これはもしかしたら近々離脱してしまうかも知れない。

　どうして面白くないのか。そもそもオレは「ギャル」に全く興味がない。ギャルは男で言う「ヤンキー」であり、すなわちＤＱＮである。オレはそもそもＤＱＮは世の中の害悪でしかないと思っているわけで、そういう文化をいくら描いたところでオレは好きになるわけがないのである。

　橋本環奈が好きかどうかということはこの際無関係である。橋本環奈と伊藤沙莉、どっちがかわいいかと言われれば客観的に公平に考えれば橋本環奈に決まっているわけで、もしもこの二人から同時に交際を求められればオレは迷わず橋本環奈を選ぶ。だからといってドラマを好きになるかは別なのである。好きな女優が出ているからそのドラマを必ず好きになるかというとそうではないし、演技力も含めた女優としての評価はオレの中では橋本環奈よりも伊藤沙莉の方が上である。

　さて、この朝ドラ『おにぎり』は今後面白くなるのだろうか。いや、面白くなる可能性があるのだろうか。ヒロインはこれから栄養士を目指すのだという。ドラマの中ではまだそれらしい片鱗ははったく示されていないのだが、その方向性が描かれるようになったら少しは面白くなるのかも知れない。

　名作の後はかえってやりにくいというのはよくわかる。しかし、ＮＨＫのように多くの人がなにもしないでも視てくれるという環境を与えられていることは何よりのアドバンテージであり、それを活かせないのは制作スタッフがボンクラということでしかない。

　つまらない朝ドラは過去にもあった。オレが視ていて途中離脱したのもある。清原果耶が気象予報士を目指すやつとか本当に面白くなかった。黒島結菜がヒロインの沖縄を舞台にしたやつはその兄があまりにもＤＱＮすぎて脱力した。

　逆に感動したものと言えば、『カムカムエブリバディ』のドラマ中の英語の歌を８８歳の母が覚えていて歌ってくれたときはびっくりした。あのドラマでは何度も泣いた。上白石萌音が娘と別れてしまう場面がどんなにせつなかったことだろうか。

　テレビの「連ドラ予約」という機能のおかげでオレは毎晩録画した朝ドラを楽しんでいる。退職して時間がたっぷり手に入るとさらにテレビや映画の時間が増えそうである。面白い作品を制作してくださる方々には本当にいつも感謝している。