「ゲル閣下」こと石破茂新総理だが、巷では「石破五段活用」なることばで揶揄されているらしい。五回目の挑戦で総理になったから「五段活用」と呼ぶのではない。名前が「げる」で終わるからである。
いしばしげる
さげる
まげる
にげる
なげる
と石破茂の行動は五段階に変化するのである。
まずはじめに日本を襲ったのは「石破ショック」であった。株価は大暴落し、一気に円高が進んだ。これが「さげる」である。現在はかなり回復してきたものの、あそこで大きく損失を出した投資家も多い。
次は「まげる」である。裏金議員への処分を厳しくするという選挙対策、自民党内改革を最初は期待されたがなんのことはない。数人の議員を見せしめのように非公認にはしても、そのほかの多くの裏金議員はお咎めなしでそのまま立候補も出来てしまうのである。それでは当初の方針はどこへ・・・ということになる。信念を曲げるのが石破茂ということである。
3つめは「にげる」である。多くの壺議員が要職に就いている。統一教会の会合に30回以上出席したバリバリの壺野郎が文部科学大臣とか、壺関係の深さがバレている方が国家公安委員長とか、どう考えても「取り締まりに手心を加えて欲しい」という人事である。つまり裏金と並ぶ最大の懸案である「統一教会問題」から見事に「逃げる」のが石破茂なのだ。
4つめは「なげる」である。総選挙では裏金議員たちが全員落ちることで自民党は大きく議席を減らすことになる。もちろん悪いのは裏金議員であり、石破茂には何の責任もない。しかし自民党公明党という与党が過半数割れという事態になれば、責任論が浮上することは明らかであり、結果として石破茂は総理を辞任する、「投げる」という選択肢になるわけである。
国民は石破茂にさほど期待していないが、それでも一部の熱烈な支持者とか鳥取県民という支持者がいることは間違いない。なんの実績も上げられずに逃げ帰ってきた石破茂を見て、支持者達は大いに「めげる」のである。これは6番目の「げる」である。まあオレの予想通りになれば国民にとっては悲劇なんだが、自民党が金権クソ政党であり、国民のための政治を行ってこなかったことは間違いないわけで、日本が滅びるのはそのクソ政党に投票し続けた馬鹿国民に天罰が与えられただけのことである。
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