2024年05月16日(木) |
万博への学徒動員に反対だ! |
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大阪府下の小・中・高等学校は来年度の学校行事(遠足)で万博に行くことが押しつけられている。万博の入場者が伸びないし、前売り券も驚くほど売れないので公費で入場券を買って学校に押しつけようとしているのである。
大阪には高校生の遠足でUSJに行く学校も多い。そういう学校の生徒達の楽しみが、大阪府の押しつけによって奪われるのである。これは本当に迷惑な話である。被害を受けるのは大阪の学校だけではない。修学旅行で関西を訪れる多くの学校の見学先に大阪万博が入ってるという。なんで一生の思い出になる修学旅行で、楽しいUSJではなく、クソ暑い上になんの見所もないクソみたいな万博に行かされるのか。これはあまりにもひどいのである。オレが保護者なら「金返せ!」と怒るだろう。
万博会場はおそらくものすごい暑さが予想される。地下から噴出するメタンや、ダイオキシンまじりの有毒ガスを防ぐために地面は舗装されているわけだが、夏の大阪の暑さを思えばその表面温度は50度を超えそうだし、会場内は熱中症になりそうな危険な状況となるだろう。
350億円リングが「日よけ」になるそうだが。夏の大阪の猛暑を「日陰に入る」だけで克服できるわけがない。会場前部をドームで覆うわけにも行かないし、パビリオンで冷房を効かせるならばその室外機の熱でさらに会場内は暑くなる。もはや人間が棲息できる環境ではなくなるかも知れない。大量の熱中症の人が出たときに救急搬送するルートは確保されてるのだろうか。会場内で体調の悪い人が出たときにどれだけ対応してくれるのだろうか。そんなことは現時点では一切不明である。
オレは万博への学徒動員には絶対反対だ。おそらく修学旅行で行かされる大阪以外の方でも同様の意見を持つ方は多いだろう。その場合はしっかりと声をあげることが大事である。保護者が声をあげて止めないと、何もわかってない学校側が万博への遠足や修学旅行を強行してしまうことになる。それがどれだけ子どもたちにとって不幸なことになるか。
もしもUSJに楽しく行けていたら、そこで仲良くなって愛情が深まり、交際から結婚に至るかも知れない。ところが万博には楽しさどころか苦痛とつまらなさが待ってるのである。せっかくできかかったカップルもそれで破局することになる。結果として万博は日本の少子化をさらに推し進めてしまうのである。そんなところに子どもを行かせては絶対にダメである。
万博なんてもはやオワコンだ。今はVRの時代である。万博で紹介されるようなものはすべてオンラインで手に入る。空飛ぶ車なんかただのヘリだし、人間洗濯機なんて単なるネタレベルでしかない。全裸の美女が人間洗濯機に入れられていて、泡が消えた瞬間に全裸を拝めるなんてサービスがあるならちょっと考えるけどそれもなさそうである。そういうわけでオレは全く万博には興味がないし、おそらく多くの日本国民がそうである。
いますぐ文部科学省は学徒動員を止めるように通達して欲しい。学生を戦場に送ったあの行為が最大の愚行であったように。万博への学徒動員は令和最大の愚行として語り継がれるかも知れないのである。
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