| 2024年03月27日(水) |
小学校にゼニをかけろ！ |
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日本に居住する外国人がものすごい勢いで増えている。ところがその通学環境は必ずしも快適とは言えない。多忙な小学校の先生が対応しきれないのである。しかし、大人と子どもとではどちらが日本の環境に順応しやすいだろうか。子どもに決まってるのである。外国にルーツを持つ子どもたちがちゃんと初等教育を日本で受けられるということは大変重要なのだ。
家では母国語を話し、学校では日本語を使うというバイリンガルに順応した人々が増えることは日本社会にとってよいことであるとオレは思っている。「技能実習生」のような外国人を使い捨てにする仕組みではなく、日本の学校教育を受けてその価値観の中で育つ若者が増えることこそが重要であるとオレは思っている。
出生率が１．２という社会ではこのままでは人口減で社会はじり貧である。しかし、多様な文化や価値観を持つ世代が育ってくることで世の中の雰囲気は大きく変わるだろう。円安メリットを享受して海外から日本の不動産を買う大金持ちも増えている。大阪府の吉村知事は「�飢�２０００万円投資する人に永住権を」などと勝手な主張をしていたが、海外の金持ちを呼び込みたいのならそんな方法ではなく教育環境をこそ充実させるべきである。だからこそオレは小学校教育にゼニをかけるべきだと主張するのだ。インターナショナルスクールではなく、日本の普通の学校で外国人が学びやすい環境を作らないといけない。ポケトークなどの翻訳ツールが安くなった今は先生方も苦労は減っているはずである。
日本に居住したい外国人は世界中にたくさんいる。日本文化を好きになってくれて、「日本人になりたい」と思ってる人をどうやって見分けて受け入れるのか。その方法を工夫すればいいのである。
それだけではない。「戦争の心配のない国」という価値を訴えるのだ。戦争から逃れてきた人たち、母国で迫害を受けてきた人たちが安心して平和に暮らせる国としてアピールすればいいのである。
ただ、オレには狭量なところもある。不良外人はいらない。永住権は麻薬中毒などがバレたら即座に剥奪され、母国に強制送還される仕組みにして欲しい。シャブ中やコカイン中毒、ギャンブル依存症の不良外人はいらない。子どもは日本に残れても親は母国へ送り返すというのでもいい。性犯罪者も必ず追放できるようにしてもらいたい。「強制送還船」というのを作って、武装したガードマンが厳重に警備しながら「不良外国人」を母国に護送するようにしてもらいたいのである。
まず小学校の環境整備である。塾代助成を与えるくらいなら教員の給与を上げてやれ。１クラスの人数を減らせ。先生の仕事に余裕が生まれたら、一人一人の子どもに接する時間も増えるし、イジメ行為も早期発見して止めさせることができる。親からの虐待に苦しむ子どもを救うこともできるはずだ。子どもたちが「日本に来て良かった」と思ってくれることが一番大切だ。そのためには予算と時間を学校に与えることだ。
オレは教育を建て直したい。何十年も学校教育の世界で生きてきたオレは今の学校の問題が何に起因するのかがわかっている。文部科学大臣に起用してくればいいのだが、せめて田舎の街の教育長でいい。その街の教育状況を劇的に変えて、子どもが自分の未来に夢を抱けるような世界を作りたい。維新の連中がめちゃめちゃにした大阪の教育をこのまま放置しては死ねない。
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江草乗の日記風エッセイ
