2024年03月15日(金) |
日産自動車は最低だ |
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日産自動車が下請け事業者に対して一方的な値引きを要求し、取引停止をチラつかせて恫喝していたという。オレはこの話を聞いて、今後日産自動車の車には永久に乗らないと決めたのである。このような外道企業は社会から追放されるべきだと思うのだ。もちろんそこで働く従業員の多くには罪はない。悪いのは日産の幹部社員であり役員である。そうした外道行為を主導した連中は全員頭を丸坊主にして下請け会社を土下座行脚させ、その上で最低賃金で下請け企業に送り込んで「いくらでもこき使ってやってください」という形で出向させればいい。大企業で同様の卑怯なことをしているところがあれば同じようにペナルティを与えるべきである。強者がその立場を利用して弱者をいじめるような構図は絶対に排除しないといけない。
日本社会に蔓延するパワハラ、セクハラ行為も同様である。立場が上のものがその権力を使って相手を支配するというのは最低である。このような行為はいじめ加害行為と基本的に同じである。
かつて日産自動車はカルロスゴーンをCEOにして業績をV字回復させたと言われてる。しかし売り上げが伸びたわけでもなく、いいクルマを出したわけでもない。ゴーンがやったことは社員の大量解雇と、下請け企業への値引き要求だった。本来、下請けが手にするはずの利益をもぎ取って自分たちの利益に付け替えただけである。そんなクソ野郎を日本社会は「名経営者」だともてはやし、本来下請け企業が得られたはずの巨額の利益はゴーンへの桁外れの報酬となった。その守銭奴があまりにも法外なゼニを得ようとするために彼を脱税で引っ張ったらレバノンに逃亡された。ただそれだけのことである。ゴーンではなくオレをCEOにしていたら魅力的なクルマを出しまくって今頃はホンダやトヨタを抜いていたかも知れない(嘘)。
日産自動車が没落することをオレは1979年の大学入学の時点で予測していた。その時にひとつ年上の先輩に「こんな戦略は間違ってる!」と言うと、「技術の日産は不滅だ」という答えが返ってきた。確かに当時の日産はいいクルマも出していた。パルサーなどに搭載されていたSOHCのE型エンジンは軽量かつ低燃費で、セリカやカローラレビンに搭載されていたツインカムの2TGとほぼ同等の性能をたたき出した。4バルブツインカムのFJ20エンジンを搭載したスカイラインRSは公道最速マシンだった。走り屋達の注目を集める一方で、シーマのような高級車も人気があった。しかし、人気車種だったトヨタカリーナに対抗して日産バイオレットがモデルチェンジして不人気三兄弟(バイオレット、スタンザ、オースター)を出したときにオレはそのあまりの不細工さに「終わったな」と思ったのである。こんなセンスのない鉄くずを出す会社はオシマイだと。
その後、人気車種をモデルチェンジで不細工にして一瞬にして不人気車種に変身させるという日産の得意技が連発され、瞬く間に日産は崩壊していったのである。メーカーからゼニをもらってる自動車評論家達はその愚を批判することはなかった。オレと同じことに気付いていた慧眼の士は徳大寺有恒さんくらいしかいなかっただろう。
オレは愛する日産がどんどんダメになっていくことを悲しみながらも、小型軽量のE型エンジン搭載のパルサーEXAを愛用していたが、2代目EXAに乗り継いだ時にそのエンジンがクソだったことを知って愕然とした。E型エンジンは廃止され、それを受け継いだはずのCA16DE型エンジンは重く回らず燃費の悪いエンジンに変貌していたのである。失意の中オレは二代目EXAを20万キロ以上乗り続けることになったのだが。終盤は度重なる故障に悩まされてついには手放したのである。
なんでそこそこ人気があった日産プリメーラは突然不細工なケツのでかい3ナンバー車になったのか。なんでシルビアはモデルチェンジでこけたのか。きっと日産の幹部は何もわかっていなかったのだろう。ボンクラがトップになると会社は滅びるのである。もっとも日本という国のトップがボンクラで国を滅ぼそうとしてるわけで、日本国民はどこまで馬鹿なんだろうかとオレは選挙の度に思うのである。
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