2023年12月31日(日) |
洗車機への長い行列 |
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年末のひとつの風物詩が、ガソリンスタンドへの長い行列である。この長い行列だが、正確には「ガソリンスタンドにある洗車機」への行列である。コイン洗車機のあるところではいつも12月30日、31日となると長い列になる。どうもそれは「新年をきれいなクルマで迎えたい」ということのようである。おかげでオレも今朝は早朝から妻に命令されて家の車をキレイにしていた。家にあるのはホンダのアクティという軽4のバンなんだが、白いので水垢の汚れが目立つのである。それが見えなくなるまで汚れを落とし、その上からワックスをかけるという面倒な作業をオレは朝っぱらからやらされていたのである。妻には逆らえないのである。(ちなみにそのクルマをふだん使うのは妻である。)
このアクティを一度洗車機にかけたことがあるが、しつこい水垢はほとんど落ちなかった。洗車機ではキレイにならないので仕方なく手洗いしてるのである。世間の人々はどうして洗車機のあんな雑な洗い方で満足してるのだろうか。オレにはどうして納得できない。それとも普通のクルマはたった200円とかのコイン洗車機できれいにできるのだろうか。そのあたり、洗車機をふだん使ってる方に教えてもらいたいのである。
オレは自分の通勤用のクルマを洗車機に通したことがない。あんな高速で動くブラシの中でクルマが傷だらけにされたらどうするのだろうか。車と接触する部分は柔らかい素材だということらしいが、オレはそんなことをあまり信用していないのである。
我が家にはさまざまな洗車グッズがそろっている。白い車にこびりついた頑固な汚れを落とす汚れ落とし用の液体ワックスもあるし、固形ワックスも水性のコーティング剤も用意している。自分のクルマを洗車するときは3時間くらいかけてていねいにピカピカにするし、車内清掃も忘れない。固形ワックスは最近使わなくなったのでもう固着してるかも知れないが、三菱FTOに乗っていた頃はずっとこれだった。もしも近所の人に「手洗い洗車」を頼まれれば、一台あたり五千円くらいならしてもいいかなと思うのである。
考えれば「自宅の庭で洗車できる」ということ自体が希有な状況であり、今は都市の住人の多くがマンションなどの集合住宅に住むために、洗車するためには洗車機を通すか、ガソリンスタンドなどに併設された洗車場で洗うしかないのである。
そういう状況を反映してるのか、先日オレは松原市にある「セブンパーク」という商業施設で、お客様が買い物してる間に洗車を済ませるというサービスがあることを知ったのである。これは確かに便利である。ただ、その洗車作業をする方々の熟練度はどんなものなのだろうか。どんな道具や薬剤を用いて、どのように洗車してるのかということはかなり気になったのである。高圧洗浄は塗装面にダメージを与える可能性がある。少なくともオレはそういう業者に頼む気は無いが、世間一般の普通の人達(つまり洗車にあまりこだわりのない人達)には便利そのものだろうと思ったのである。
あの長蛇の列に並んだの人たちはきちんと洗車できたのだろうか。一台しか洗車機がないガソリンスタンドに20台近くの行列ができているのを見て、オレはただ「アホか」と心の中で思っていたのである。
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