2023年12月28日(木) |
ハイアールの悲劇 |
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旅行先や出張先で泊まるビジホには、中国ハイアール製の冷蔵庫が置かれてることが多い。日本の冷蔵庫よりも安く売られてるのでコスト削減になるのだろう。製氷用の棚があって、ドアは一つだけで、飲料やおつまみを入れておく程度のものである。その冷蔵庫にオレは何気なく「飲むヨーグルト」を入れていたのである。朝に飲むつもりでいたのだ。
さて、朝になってその飲むヨーグルトにストローを挿してみたら入らない。なぜだろうと思ってストローを抜き、容器を手で掴むと少し硬い。どうやら低温のためにヨーグルトが固まっていたのである。それもスムージーのレベルではなく、ストローが刺さらないほどに硬くなっていたのである。
冷凍庫ではなくて冷蔵庫である。もしも冷凍庫に入れたのならオレも納得できるのである。しかしこれは冷蔵庫だ。それも缶ビールなどを入れることが多い扉のところに入れていたのである。それがなぜ凍るのか。
オレは気になって、他の飲料も確かめた。するとミネラルウォーターも一部が凍っていた。お茶も一部凍っていた。幸いなことにオレはそこにビールや炭酸飲料は入れてなかったのだが、もしも炭酸飲料のアルミ缶の飲料が凍結することで膨脹し、爆発したら危険ではないのだろうか。
中国ではいろんなものが爆発すると聞いたことがある。携帯電話のバッテリが爆発して死亡事故が起きているとかの話である。だったら、冷蔵庫が冷えすぎて飲料が爆発しても人命に関わることはないからたいしたことない、ということかも知れない。
ヤマダ電機やエディオンの売り場には当然のことながらハイアールの製品もたくさん並んでいる。それらは日本の製品よりも若干低めの価格設定である。だが、その性能は実際の所どうなのだろうか。
今回の「冷えすぎた」冷蔵庫にはきちんと温度調節のダイヤルが存在した。そして「もしかして」自分が変な設定をしたからではないかと確認したが、ダイヤルは弱冷でも強冷でもなく真ん中の位置にあった。つまり、ノーマルな状態だったはずである。
この記事を読んで、同じ経験をした人がもしもいたなら製品の品質管理の問題だし、他にそういう事例がないのなら、それは単に当たり外れの問題である。いったいどうしてなんだろうかとオレは気になったのである。
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