2023年08月04日(金) |
沖縄を台風から守れ! |
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台風6号は沖縄に居座っている。東へ移動するかと思われたが、また高気圧に押し戻されていて、沖縄では何日も暴風雨の状態が継続しているのである。これがどれほど大変なことなのかわかるだろうか。あなたの家は風速30mの風に4日間耐えきれるだろうか。自動車教習所のクルマが風で吹き飛ばされるようなそんな突風に遭えば、それこそひとたまりもない家がまだまだ沖縄にはたくさんあるのだ。
大阪に住むオレは、どんな大きな台風がきても数時間耐え抜けばそれで十分と思ってきたし、まさかその風雨が何日も継続するなんていう今の沖縄の状況は想像もつかないのである。沖縄では停電が何日も続いたりしているという。そして飛行機も欠航するわけで、旅行で沖縄に来ていた人も帰れないのである。ところが停電していて物資の流通にも困っているわけだ。電気がないとスーパーも営業できないし、冷凍庫や冷蔵庫も動かせないとそもそも商品を置けない。
沖縄を台風に強い県にするにはどうすればいいの。沖縄に必要なのは辺野古の軍港などではなく、いざというときのための防災拠点であり、災害に強い住宅を建設するための資金である。戦争は外交によって防げる可能性があるが、台風は必ずやってくるわけで、ゼニを使うのは基地よりも防災である。
日本の政治家、特に自民党や維新の会の連中は防災に興味がない。ゼニにならないからである。しかし、政治家の役目というのは国民の生命や安全を守ることであり、馬鹿な外交をしてロシアや中国を刺激してミサイルを撃ち込まれることではないのである。自民党の馬鹿議員には外交能力がない。エッフエル塔の前でポーズを決めるくらいのパフォーマンスしかできないボンクラが自民党には揃っている。あの無能な嘘つき男を「外交のアベ」とか持ち上げた馬鹿がいたが、安倍晋三のしたことは北方領土をロシアに献上し、世界にゼニをばらまいて「お人好しの馬鹿国家」という事実を知らせただけである。だから国連は未だに日本に対する旧敵国条項を削除していない。自民党の馬鹿政治家どもはこれがどれだけ重大な問題なのかわかっていないわけだが、日本が敵基地攻撃能力を持てば問答無用で中国やロシアのミサイルが日本本土に撃ち込まれても文句が言えないというのがこの「旧敵国条項」である。国会でこの事実を指摘しているのはれいわ新選組だけである。他の政党はこの問題の意味がわかっているのに、あえてアメリカのポチとなって日本が廃墟になることに手を貸しているのだ。
沖縄を台風から守ること、沖縄県民の生活に安心を与えること、もしもの時のための備えをすることのために米軍基地はむしろ不要である。基地がなければ中国軍やロシア軍に攻撃されるとネトウヨの人達は主張するが、むしろ基地があるからこそ攻撃目標になるのである。台中戦争が起きれば真っ先に沖縄にある米軍基地を叩くだろう。もしも台中戦争になれば台湾よりもむしろ沖縄や日本本土が戦場になるのである。
日本でもっとも台風の被害を多く受ける沖縄県に対して、政府は正しくその状況を受け止め、沖縄が「災害に強い県」になれるようにゼニを使うべきだ。辺野古基地の建設工事なんかよりもはるかにそれは大切なことである。
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