2023年07月13日(木) |
安倍晋三神社を建立しよう |
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山口県では今でも安倍晋三の人気が高い。統一教会の広告塔として多くの人を不幸にし、国会では118回の嘘をつき、憲政史上最悪の総理大臣だった国賊であっても、なぜか山口県の人には英雄なのである。これはロッキード事件で失脚した田中角栄が新潟県で未だに「郷土の誇り」であることと似た現象である。金権政治家の代表であった田中角栄と、壺政治家の代表であった安倍晋三、もしかするとこの二人には多くの共通点があるのかも知れない。
日本には故人の遺徳を偲んで建立された神社がいくつかある。東京には東郷平八郎をまつる東郷神社があって、勝ち運の神様として今でも多くの人が訪れるパワースポットである。大分県には軍神、広瀬武夫中佐を偲ぶ広瀬神社があるし、明治天皇が崩御された時に殉死した乃木希典将軍の乃木神社があり、乃木坂という地名の由来にもなっている。
安倍晋三が日本の政治に与えた影響はとても大きい。まず彼は政治家の心から「恥」という概念を奪った。安倍晋三以前の政治家には「恥」という概念があり、宇野宗佑のように愛人を月30万で囲ったことがバレただけで辞任した総理大臣もいる。ところが安倍晋三以降は多くの政治家にとってスキャンダルはどうでもいいこととなり、報道する側の自主規制もあって政治家のモラルは著しく低下した。維新の会のように、犯罪予備軍の政治家を集めたような政治団体まで登場したのである。公然わいせつや、秘書による殺人未遂、セルフ領収書やインサイダー取引などやりたい放題であった。
日本の政治の質を大きく変えてしまったその張本人である安倍晋三の功績はまことに大きく偉大である。日本はこれから滅亡の道を歩んでいくことは間違いないが、その道筋を決定づけた人が安倍晋三であることはもはや間違いない事実である。小泉純一郎が竹中平蔵と組んで仕掛けた規制緩和によってあらゆる職業の賃金が下がり国民は貧しくなったわけだが、その「新自由主義」の路線をさらに推し進め、最後は維新の会というペテン師の集団の躍進を招いたのが安倍晋三の仕掛けた「道徳革命」なのである。
「募ったが募集はしていない」などの安倍論法は一笑に付されないといけなかったのである。桜を見る会の前夜祭の疑惑などは以前ならそれだけで十分に内閣は吹っ飛んだのである。そもそも森友学園の件に関して「関与していれば総理も議員も辞めます」と安倍晋三が啖呵を切ったことが、公文書の改ざんや赤木さんの自殺につながったのではないか。政治家の嘘を官僚が命がけで守るというとんでもないモラルハザード国家に日本は成り下がってしまったのである。
安倍晋三は信仰の対象にすべき存在である。山口県に安倍神社を作れば多くの統一教会信者が参拝してくれるだろう。後援会のお金や安倍晋三の遺産を使って作れば相続税対策にもなるのである。「ろくでもないやつを総理大臣にしたら大変なことになる」という事実を、オレは安倍晋三を通じてよく理解したのである。安倍神社と安倍晋三記念館、この二つは山口県に絶対に必要な施設である。国民に「きちんと政治を批判しないと統一教会のエージェントであるこんなクソみたいな総理が君臨する」という、日本の黒歴史を正しく後世に伝えたいのである。
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