2023年06月20日(火) |
コロナ未だ消えず |
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新型コロナが感染症状の扱いが5類になったために、日々の感染者の報告がなくなった。そのせいだろうか、街ではノーマスクの人も増加してもう完全に日常が戻ったかのようである。しかし、実際には今でもかなりの新規感染者がいるわけで、小中学校では学級閉鎖や学年閉鎖、学校閉鎖が頻繁に起きている。特に吉村知事の失政のために医療崩壊し、日本一の死亡率で多くの死者を出した大阪は今でもかなりの流行地域である。大阪を旅行で訪れる人はその事実を理解していて欲しい。
大阪のメディアは維新の会のポチみたいなものでネガティブなニュースは絶対に報道しない翼賛報道機関に成り下がったゴミレベルなんだが、たまにそういう空気を読めないまともな人が真実をテレビで発言することがある。先日は京都大学出身のヒャダインさんが、「おはよう朝日です」という番組の中で、維新の会が大阪でやろうとしている「所得制限なき私学無償化」について「票が欲しいだけのパフォーマンス」とズバッと言ってくれて嬉しかったのである。京大出身の宇治原とかいう維新の太鼓持ちに成り下がった幇間芸人とは同じ京大卒でも雲泥の差である。
「やってる感」だけを出すパフォーマンスに終始した大阪の杜撰なコロナ対策は大阪で日本一の犠牲者を出した。普通ならそういう無能な知事は住民から「NO」を突きつけられるところだが、大阪ではロシアや中国のようにメディア支配が徹底していてネガティブな報道がなく、住民が政治に無関心で投票率が低いということもあって統一地方選挙もそれに付随した首長選挙も全く盛り上がらず、吉村洋文は244万の「大阪の真実を見抜けないアホ」に支持されて知事に再選した。まあ住民にアホが多いことは大阪の一つの伝統でもあるし、オレのような知識人は「エエカッコしい」と迫害されるわけで、もうこれはあきらめるしかないのである。
オレが新型コロナに感染したのは昨年2月〜3月のことであり、母も妻も感染してオレの家族は全滅したのだが、中でも母の症状は重かった。吉村知事の入院抑制方針もあってなかなか入院させてもらえず、かなり重症化してからの入院となったために結果的に一ヶ月もの長期入院となってしまった。オレの母は無事に帰還できたからよかったものの、大阪では多くの高齢者が亡くなったのだ。オレの母も一つ間違えれば帰ってこれなかったかも知れないのだ。
感染者の実数が把握できなくなった中で、大阪の新型コロナ感染者はさらに増えるのかも知れない。一旦マスクをやめた人もあわててマスク着用に切り替えなければならないのかも知れない。オレはそのことを深く憂慮するのである。医療現場で頑張ってる人達にこれ以上の苦しみを背負わせたくはないのである。
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