2023年06月07日(水) |
維新の「身を切らない」改革 |
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8年前のセクハラ・パワハラの事実が文春砲によって明らかにされ、最初はごまかそうとしていた維新幹部もさすがに文春の「ネタを小出しにする作戦」に負けて笹川理不快、いや府会議員の除名を決めたわけだが、本人は辞職はしない。なぜか。それは辞職を7月まで引っ張ればその後に補欠選挙が行われることになり、そこでまたいつもの組織票とか統一教会の支援で維新候補を当選させればいいと考えているからである。
しかし、今辞任すれば時点の候補が繰り上がるだけであり、だったら選挙費用も掛からないわけでそれが一番無駄がない。日頃「身を切る改革」を標榜する維新の会が、ここで笹川の身分を切らなかったら、その「身を切る改革」なんてただのスローガンで実際は全然切っていないというその本性があらわとなる。
もっとも維新が実は「身」など切ってないことは大阪住んでいる1割ほどの「カシコ」の間では常識であり、騙されてる2〜3割ほどの岩盤信者とか馬鹿カルトたちだけがいつまでも維新支持をやめずに選挙の時に投票という名の「推し活」をしてるのである。吉村を知事に据えたのは、見てくれはそれなりにマシだが中味は空っぽのボンクラの方が傀儡としてコントールしやすいからである。背後には上山信一とか竹中平蔵のようなハイエナのような連中が大阪を食いものにして自分たちの利権に変えることだけを考えてるのである。まあ大阪は「騙される馬鹿が多い地域」ゆえにこのようなことになったわけで、ある意味自業自得なのは否めない。カジノに反対なのに知事選で吉村に投票するという馬鹿があまりにも多かったこともそれを証明している。
今すぐに笹川理府議が辞職すれば、時点が繰り上げるだけだから費用はかからない。しかし笹川理はすでに200万円を超えるボーナスを手にする権利も得ているし、そのままおそらく7月まで居座るだろうし、もしかしたら維新の他の不祥事議員のように4年間そのまま居座るかも知れない。笹川理の個人WEBサイトは今でも「維新の会」の文字が消えていない。
さて、7月をすぎてから笹川理が辞職した場合だが、東淀川区では補欠選挙を行うこととなる。その選挙費用には1億くらいの公費が使われるわけだ。このクソ野郎が今すぐにやめないことで、さらに税金が無駄になるのである。このような税金の無駄遣いを認めているのが「維新の会」であることを考えたとき、彼らが「無駄を無くす」などと日頃ほざいてることが実は真っ赤なウソであることがよくわかる。しょせん維新の会なんていうのは議席を増やすことだけが目的の当選互助会であり、政党の形をとったFCシステムだということがわかる。党勢拡大はそのまま売り上げが拡大して党に多くの上納金が入ってくることになる。やってる不祥事の数々を思えば「政党」というよりは「反社」みたいなものである。
香芝市では実際に元暴力団員が維新議員になっている。また橿原市長を恫喝した維新議員の暴言や、飲酒運転で車で人をはねて殺そうとした成松圭太維新職員の行動を思えば、反社組織の構成員との違いがオレにはわからないのである。本当に「身を切る」組織であるなら、そういう問題議員はどんどん切っていかないといけないのではないのか。不祥事を起こしても形だけ「離党」させてみんなが忘れた頃には「復党」しているのが維新のいつものパターンである。そういうカスでも復党させるということは、よほど維新には人材が足りないのだろう。あの池田市のサウナ市長冨田も、辞めてからも自分の元秘書を市長や府議として当選させて権力をそのまま保持しているらしい。おそらく維新内部での権力のある人間というのは反社や裏社会とのつながりがあったり、企業と利権で結びついたパイプ役であったりして維新にとって不可欠の人材なんだとオレは臆測している。
このような批判を書いているオレのことを維新の連中はおそらく「目の上のたんこぶ」くらいに感じているだろう。だからオレのTwitterアカウントには一日に100通を超えるいやがらせのようなDMが届くのである。おそらくDappiみたいな維新工作員がその実行部隊なんだろう。Dappiの正体が何なのかという問題は結局うやむやにされてしまったが、自民党や維新の会がネット上で工作員を使ってフェイクニュースを流し、自分たちに対して批判的な勢力への執拗ないやがらせの書き込みをしている姿はいつでも見ることが出来る。吉村知事がTwitterに何か書き込みをすると、そこには大量の工作員の「ヨイショ」書き込みがある。街宣の時は吉村Tシャツをきたおばはんたちが「黄色」というよりは「ドドメ色」の見苦しい声援を送る。それがまっとうな政治のあり方ではないことはもう明らかだろう。
オレは大阪という維新支配地域にあって、あのペテン師の連中に騙されずに事実がきちんと見えている1人のまっとうな市民の義務として、情報発信と維新批判を続けていきたいのである。オレは嘘つきは大嫌いだ。
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