2023年05月30日(火) |
日本という馬鹿国家 |
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教育や福祉に掛けるゼニをどんどん削って軍備拡張する馬鹿な国がどこにあるのかと思ったらそれは日本のことだったりする。防衛費拡大に反対すると「国を守る気持ちがないのか」とか「おまえは非国民だ」と言われる。そもそも核兵器を持ってる国相手に、通常戦力を増強したり迎撃対策をすることで何か効果があるのか。一番大切なのは「あなたの国とは戦争なんかしたくない」という意思表示だろ。それなのになんで政府は「中国やロシアが攻めてくるかも知れない」と強調するのか。
ロシアが戦争するのはプーチンのせいだし、中国が台湾を攻めるならそれは習近平のせいである。韓国が日本に融和的なのは尹錫悦が大統領だからである。どういう人を国家の指導者に選ぶのか、それで国の運命が左右されるというのは歴史が示している。馬鹿な国民が無能な政党を支持してきた日本がどんどん劣化したのもまた事実だ。国家は国民よりも賢くなることはない。統一教会の手先でしかない売国政党を与党としている日本がディストピアとなってしまったのはまさに国民の馬鹿さ加減を騙っている。こんなクソ政権は国民さえまともなら一回の選挙で吹っ飛ばせるのだが、投票もしない馬鹿が半数を占める世界に冠たる馬鹿国家ゆえに自民党は政権政党で居続ける。
かつての日本には「防衛費はGDPの1%」という枠があり、平和国家として分不相応な軍備は不要だが、いちおう形だけでも軍隊を持っておくという理念には叶っていた。ところが岸田文雄はそれを「2%に拡大する」と言い出して、アメリカに約束までしてしまった。そんなに防衛費を増やしたいのなら、GDPが拡大するような政策を打ち出せばよかったのである。企業に中抜きされる「補助金」という形ではなくて、直接給付で国民にゼニを配りまくれば、そのゼニがどんどん消費されて景気を押し上げ、すぐにGDPを上昇させることができたのである。そうすれば防衛費も増やせたのだ。なんでそんな単純な理屈がわからないのか。
民主党の打ち出した「子ども手当」は直接給付だった。この直接給付というのは中抜きが出来ないだけになんの利権にもならないのである。与党自民党の政策というのはなんでも必ず業界の中抜きが発生し、そして企業からの献金という形で自党に返ってくるものばかりである。保育士さんや介護士さんに直接給付ではなくて事業者給付だから、中抜きされて本人は届かないし。大手から中抜きされた後に下請け企業に丸投げされるから福島原発の復旧労働は低賃金だし、看護師さんではなく病院に補助されるから医療法人にはコロナ利権が発生するのである。
日本というのは世界一の中抜き大国であるとオレは思っている。小泉純一郎のせいで労働者の給与から中抜きされて派遣会社だけがもうかって、国民はさらに貧しくされたという歴史があるのに、さらにその新自由主義を推進しようとする「維新の会」という反社政党が今や二大政党の一翼を担おうとしている。もはや日本は救いようのない衰退の道を突き進んでいるのである。しかし、それは国民(馬鹿)の選択だ。自民党なんかに投票したからこんなことになってるのに、それでも自民党に投票するのはやはり頭が悪いからである。田舎の人間は特にそうである。「自民党王国」である山口県などはおそらく人口の9割以上が馬鹿なんだろう。
オレはそのことに気付くのが遅すぎた。もしも20代の頃にそのことに気付いたら、山本太郎のように政治を志しただろう。50年かけて取り組んだらきっと何か出来ただろう。もうオレには残された時間が無い。オレはただ目の前の若者に「騙された馬鹿になるな」と訴えることしかできない。
どうか数少ない賢い人達は連帯して欲しい。日本国内の馬鹿はもう見捨てていい。投票に行かないようなDQNは滅んでもいい。吉村みたいな詐欺師に244万も投票する大阪も滅びるしかない。オレは数少ない賢い人達に訴える。世界には賢い人がたくさんいるはずだと。どうすれば核廃絶が可能になるのか。どうすれば戦争しなくて済むのか。どうすれば犯罪を減らせるのか。そうした壮大な夢に向かって世の中を変えることを目指してもらいたいのである。
国境なんていらない。国家なんて何の意味も無い。ただ人類であるという一つのことだけで人々が連帯し、対立や分断を乗り越えて欲しいのである。それに気付かないまま突き進めば、いずれ核戦争で人類は滅びるしかないからだ。
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