2023年04月30日(日) |
壺どもの新たな戦略 |
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この春の統一地方選挙では東京や首都圏では統一教会への批判からか、多くの自民党壺議員が落選した。自民党が統一教会との関係を清算するという方向性を示せず、萩生田が相変わらず党内実力者としてとどまっていることで「自民には自浄能力が無い」ということを有権者がきちんと判断した結果である。そのような「自民党批判票」「嫌統一教会票」はれいわ新選組や立憲民主党の候補に投票された。
しかし、一部の有権者は間違ってその批判票を「自民党2軍」「自民党スガ派」でしかない維新の会に投票してしまった。これは維新の会の正体が知られてないことや、関西で多くの人が知っている「松井一郎は統一協会関係者」であることがまだ浸透していないことも理由である。なんと東京都区議選では維新は49人もの候補者を擁立し、そのうち47名が当選している。自民党区議や公明党区議が落選したことは明らかに「カルト批判票」が他党に流れたということである。
もっとも大阪では統一教会を云々すること以前に、「メディアに洗脳された馬鹿票」+「維新の会の利害関係者」の組織票が合計244万も存在するわけで、その票を使って維新候補は元ヤクザも元ホストも痴漢も詐欺師も横領犯もみんな当選できるわけで、ついに大阪府議会のみならず大阪市議会でも維新は過半数を獲得してしまった。そうなると次の一手はいつもの「議員定数削減」であり、できるだけ自分たちにとってじゃまな共産党や立憲民主党の議員が当選しにくくなるように仕向けてくるわけである。この議員定数削減を維新の会の連中は「身を切る改革」と誤解を招く宣伝をしているが、実際に行われてることは一票の不均衡の拡大と死に票の増加、つまり民主主義の破壊行為以外の何ものでもないのである。維新に恫喝されている腰抜けメディアはこのような事実を決して報道しない。
統一教会の戦略はおそらく「解散命令を出させない」ようにするために政府自民党に圧力をかけるということなんだろう。そのうちの一つが「これまで自民党に回していた票を維新に回す」ということなんだとオレは認識している。自民党がそれに気付いたらビビってしまって「解散命令」どころではなくなるからだ。
維新の会の立ち位置は「第2の壺政党」「自民党のスペア」でしかない。統一教会と自民党の癒着については昨年さんざん報道されたが、維新の会の多くの議員が統一教会と接点を持っていたり、大阪府下の自治体がいつのまにか統一教会に福地化されていたという事実は巧妙に隠蔽された。隠して「壺隠し」は成功し、維新は大幅に地方議員を増やしたのである。維新の壺戦略は巧妙で、公募でやってきた維新候補者の中には自党が壺政党であることをわからない者もいるのである。もっとも幹部が「我らは壺だ」などと言うわけがないのだが。維新代表の馬場が世界日報の表紙を5回(国会議員中最多)も飾っていることの理由は、維新が自民に代わる壺政党であるからだとしか言えない。
オレは統一教会なんてただの詐欺カルトだと思っている。あの連中の目的はただの日本国内での集金だ。また合同結婚式が開催されるそうだがそこには日本人も600名参加するという。おそらくそのどさくさに紛れて日本から巨額のゼニが教団本部に運ばれるんだろう。
日本政府はいますぐに統一教会に解散命令を出し、財産を没収して保全し、幹部を逮捕するべきである。もうこれ以上の被害者を一人も出してはならない。ついでに壺御用達の月刊誌「Hanada」を「Tuboda」に改名させろよ。ネトウヨが壺とつながっていた売国集団だったという事実をネトウヨ界隈はどう受け止めてるんだろうか。まあいつの時代も騙される馬鹿は自分で考えることの出来ない惰弱どもである。
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