2023年04月18日(火) |
BBQと維新の会 |
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維新の会はBBQが好きだ。大阪の行政を維新が牛耳るようになってから、大阪府下ではBBQ場が次々と作られた。大きな公園にはもれなく有料のBBQ場がある。大仙古墳(以前は仁徳天皇陵と呼ばれていた)に隣接した大仙公園にもBBQ場が作られ、肉の焼ける香りは御陵の遙拝所にも流れてくる。不謹慎なことこの上ないのである。なんでこんな恐れ多い場所でBBQなんかするのか。仁徳天皇と言えば人家の竈(かまど)から炊煙が立ち上っていないことに気づいて3年間租税を免除したというエピソードで有名である。もしもBBQの香りが流れてきたら激怒して租税を倍にしたかも知れない。
ひらパーの略称で有名なひらかたパークにもBBQ場が作られている。なぜか維新行政下では野外で肉などを焼いて食うという原始人のような野蛮な行為が奨励されるのである。オレには全く納得がいかないのである。
もちろんオレは肉が好きだ。ただ、オレが美味しい肉を食べようと思ったらたとえば堺の南海グリルで、宮崎牛のフィレステーキを目の前の鉄板で焼いてもらうだろう。多少値段ははるがそれが美味しい肉を贅沢に食べることだと思うからである。「いきなりステーキ」や「やっぱりステーキ」では味わえないおいしいステーキこそが至上だとオレは思うからである。
公共の公園で勝手にBBQをすることは禁じられている。それで河川敷や公園には有料のBBQ場が設置され、そこでは何も持たないで来る客のために食材も道具も用意されたBBQセットもある。かなり割高になるのだが、お手軽というということで利用する人もいるようである。
BBQ好きな人にはいわゆる「DQN」と呼ばれる人が多い。それはあのBBQという「なんでも適当に焼いて食う」という猥雑さがDQN文化との親和性が高いということなんだろう。そしてDQN文化というのを政党レベルで体現しているのが実はこの日本屈指のDQN政党である「大阪維新の会」である。ルールを平気で破り、街宣で嘘を言いまくり、前任者をけなし、自分たちが「改革者」であるという宣伝をする。実際はただのならず者どもである。それは維新議員が不祥事を起こしまくることからも明らかだ。議員になる前に詐欺や痴漢、DVで逮捕された者もいる。そういう人格的に問題のある人達の吹きだまりのようなDQN政党が維新の会なのである。
奈良県知事を手に入れた維新の会はきっと平城宮跡にBBQ場を作るだろう。あの広場を見て維新支持者は「BBQするのにいい」としか思わないからである。
歴史や文化に敬意を払うこともなく、その場の荘厳な雰囲気を平気でぶち壊し、大声で騒ぎながら選挙運動するDQN集団、それが維新の会である。こんな連中がはびこることはただの迷惑である。
大仙公園のBBQ場はきわめて不愉快である。なんとそこでは観光用の気球も計画されてるという。仁徳天皇陵を上から見下ろして観光するのである。そんな恐れ多いことをなんのためらいもなくやれるのがDQNの証拠である。とんでもない連中である。
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