2023年03月07日(火) |
マスコミが絶対に報道しないこと |
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3月6日、大阪府議会では重要な二つの条例案が審議されていた。
○議員提出第2号議案 大阪府におけるカジノを含む統合型リゾート施設IR誘致の賛否を大阪府知事選挙と同日に問う住民投票条例制定の件
これは昨年7月に20万を超える住民の署名を受けて府議会に提案されたものと同じだが、維新と公明府議はそれを否決、その時に住之江区の永井広大議員{維新所属})がヤジを飛ばして嘲笑したことは動画で拡散した。今回は同じ内容を改めて議員提案の形で提起されたのだが、やはり前回同様に多数派を占める維新・公明が反対に回って否決されたのである。
カジノ設置は公金から多くの支出を伴うわけで、土壌改良にかかる費用は多く見積もって2兆円を超えると言われる。それを大阪府、大阪市が負担するということになると将来の財政危機が懸念される。それだけに「本当にやってもいいのか」と住民投票で信を問うということは必要なことだ。ところが維新と公明はその道を閉ざしたのである。
○議員提出第3号議案 高等学校等の授業料無償化を推進する条例一部改正の件
これは現行の私立高等学校授業料支援制度の中に所得制限が存在するのを撤廃し、また大阪府外の私立高校に通う場合も支援する仕組みを作るという制度で、特に「所得制限撤廃」というのは吉村知事が再選の公約にも掲げていることである。今可決すれば4月に入学する新入生にも間に合うわけで、維新の会としても「自分たちの公約と同じ」なら賛成するのが筋である。
ところが維新・公明議員はこの議案にも反対した。その結果、せっかくの「所得制限撤廃」というのは却下され、この4月に私立高校に入学する生徒の多くが無償化の恩恵を受けられないことになったのだ。すべて維新と公明府議のせいである。
維新の会はどうして自分たちの公約と同じ内容の条例案を他党が提出してきたら反対するのだろうか。それは彼らが「住民のために何かをする」のではなくて、「党利党略を最優先に行動する」組織だからである。こんなものは政党と言うよりは反社、または悪の結社である。仮面ライダーのショッカーみたいなものだと思えばいい。
「党勢拡大」だけを目的として膨れ上がった政党FCシステム、それが維新の会である。議員は党本部に上納金を納める義務があるらしい。それを拒否すると除名されるらしい。そこまで行くともうヤクザと同じである。
どうしてこの「所得制限なき無償化」を維新は否決したのか。それは「そんなすばらしいことが実現したら自分たちが公約にできなくなるから」である。よいことは自分たちの手柄にしたいし悪いことは全て前任者の責任に押しつけたい。それが維新の党の日頃の主張である。だから大阪市職員に支給されていたスーツ代を廃止したのは関市長なのに、「維新だから実現した」と勝手に自分たちの手柄に付け替えて宣伝する。「盗んだものに勝手に自分の名前を書く」という成果の嘘宣伝が維新クオリティーなのである。
この維新の外道ぶり、絶対にテレビでは流れない。それは今の大阪の報道姿勢が「維新翼賛体制」だからである。もしもこの外道ぶり拡散すれば、政党としてのあり方が問われるわけで、誰もこんなクソ政党には投票しなくなるだろう。
しかしオレはこの事実を一人でも多くの人に知ってもらいたいのである。維新の会によって報道が歪められ、大阪の人が結果的に不利益を被ることをどうか救って欲しいのだ。オレはここで必死で訴えたいのである。
おそらく日本中の大阪以外の地域の人は「おまえら何も考えんと維新に投票してるからや、アホや!」と大阪の悲劇を笑ってるのだろう。しかし、実際にそこに暮らしてる人間にとっては笑い事ではない。コロナ死者数日本一、児童虐待件数日本一、交通事故死日本一、犯罪発生件数日本一、検挙率ワーストというディストピアで暮らす我々をどうか救って欲しいのだ。大阪以外の土地で「NO維新!」「維新なんか来るな!」の声を上げてもらいたいのである。
この記事をどうか拡散して欲しい。オレの訴えを知って欲しい。あなたのまわりの維新ジャーをどうか説得して欲しい。「自民がダメだから維新」という選択は絶対ダメである。「維新、ゼッタイ、ダメ!」これをどうか理解して欲しい。
竹中平蔵は小泉純一郎と組んで日本を貧しくした。規制緩和によって労働者の賃金は大きく下げられた。その竹中平蔵の考え方を政党として推進してるのが維新の会である。こんな連中をこれ以上のさばらしたら日本が滅ぶのである。
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