2023年03月02日(木) |
今こそ国民栄誉賞を! |
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埼玉県戸田市の中学校に侵入して無差別殺人を企てていた高校生のテロは、身を挺して防いだ60歳の教師の命がけの行動のおかげで生徒の被害者を出さずに済んだ。その勇敢な教員の顔も名前もオレの知る限りでは報道されてないのだ、これこそ「国民栄誉賞」に値する行為だと思うのである。昨今、教員の不祥事が話題になる中でかつての「聖職者」のイメージは崩壊し、多くの教員が「生殖者」となってわいせつ行為や痴漢、盗撮などで検挙される中、このような立派な教員の存在こそが「真の教師の姿」として強調されるべきなのだ。
もしも自分が同じ立場にあったとして、そうした勇敢な行動ができるだろうか。オレなら「攻撃は最大の防御」と思ってるのでとっさに相手の顔面に頭突きを入れるとか、跳び蹴りを食らわせるとか、股間を蹴り上げるとかするような気がするのだが、たいていの人はそんな過激なことはしない。おそらくその教師は「刺されながら」必死で制止したのだろう。まさに命がけの行動である。
現場に駆けつけた先生方は「さすまた」などで押さえ込んで制止したのだろうか。相手がテロリストであっても傷つけないように確保しないといけないとオレは思っていない。それこそ教室にある椅子を振り上げてそれでテロリストをたたき殺すつもりで向かってもいいと思うし、悪いのはすべてテロリストの方である。
学校でテロ事件が起きた時、必ず身を張って生徒のために行動する教師がいる。後先を考えずにとっさにそうした行動を取ってしまうのである。しかし、そのとっさの判断は多くの生徒の命を救うのだ。学校を襲う無差別テロ事件はこれからも起きるだろう。その時に大事なのはさまざまなセキュリティシステムを完備することではなく、最終的には現場でどのような行動が取れるかである。
学校以外の場所でもテロは起きる。通園バスに乗るために並んでいる幼稚園児を襲うとか、横断歩道を渡るために待っている園児達に車を突っ込ませるとかである。そうしたテロを100%防ぐことはそもそも不可能である。
この世には「無敵の人」という者がいる。平気で人を殺せる頭のおかしい人である。こういう無敵の存在は実に厄介である。関わらないで済めばそれに越したことはないが、現実にはそういう人が存在し、そして社会のいろんなところで迷惑をかけるのである。
今、そういう無敵の人にどんどん声を掛けて、候補者としてリクルート活動に励む反社政党が存在する。オレがここで名前を出さなくても読者の方々は「ああ、あの不祥事ばっかりの政党ね」とすぐにわかるだろう。公募制度があるようだが、どうもそこでは「平気で嘘がつける」「公共心や道徳心に欠ける」という能力が認められれば選挙の時に候補者にしてもらえるようである。もともと犯罪者の資質のある人を集めているからその結果として不祥事を連発する。その党の中では痴漢もOKだし、詐欺もOKなのである。逆にまともな人なら嫌悪する組織である。
今回、身を挺して生徒を守った先生は有名になるためでもなく、それが名誉だと思ったからその行動を起こしたわけでもない。純粋に教員としての使命感からそこですべき最善の行動を知っていたのである。その行為は大きな賞賛に値するが、彼は名前をだしてもらおうとは思っていないだろう。
私利私欲のための行動しかしない自民党の政治家どもよ、おまえらなんのために議員をしてるんだ。壺問題一つまともに解決できずに逃げることしかできないクズどもが、えらそうに増税なんかしてる場合か。改めてオレはそう感じたのである。
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