2023年02月12日(日) |
どうする江草乗? |
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それはオレが帰宅途中の出来事だった。
長居公園東通りを南下し、行基大橋を渡り、そのまま直進してから西除川にさしかかったところで左折して、土手の上の狭い道を進む。センターラインはないが、普通車がぎりぎりすれ違いできる程度の狭い道である。当然オレはゆっくりと走っていた。
そこに前方から自転車に乗った若い女性がやってきた。その自転車は左側を通行するのでは無くて右側を逆走してきたのである。なんで右側を走るのだろうか。そのまま直進すると正面衝突するので、オレは左側に自転車が通過できる程度の余地を残してすれ違わないといけないのである。それでオレの車は道路中央部分から少し右にはみ出るような形になった。
折悪しく、正面からかなりの速度で巨大なレンジローバーが向かってきた。なんでこんな狭い田舎道に来るんだ。おまえは日本の道に全然似合わないじゃないかとオレは思ったが、自転車をやり過ごさないといけないのでとりあえずオレは少し真ん中にはみ出した状態で停止した。レンジローバーは盛大にクラクションを鳴らして威嚇してきた。車がデカいと自分の尊厳まで肥大したかのように感じるのはDQNの特徴だ。こういう車に乗ってるのはごく一握りのほんまもんの金持ちと、まっとうでない手段でゼニを手に入れたヤクザや詐欺師のいずれかである。圧倒的に後者が多い。
クラクションをいくら鳴らされてもオレはどうすることもできず、レンジローバーから見れば、ショボいダイハツ車に乗ってるオッサンなどただの貧乏人にしか見えないだろうし、オレは視線を合わさないようにしていた。
自転車をやり過ごしてからオレは車を左端に寄せ、ぎりぎりでレンジローバーとすれ違うことができた。もしかしたらそのDQNはオレを睨んでいたかも知れないが、顔をみないように避けていたのでわからないし、顔もわからない。オレに残ったのはなんとも言えない屈辱感だった。
オレはどうしたらよかったのだろうか。そのまま速度を緩めずに直進してその無法者の自転車を跳ね飛ばせばよかったのか。いやいやそれがよいはずがない。だったら車を左端に寄せて停止し、自転車が左側を通行するしかないように仕向け、その自転車が背後から来るレンジローバーにはねられるようにすればよかったのか。その場合オレの車にあるドラレコで、自転車の無法ぶりを証拠として提出してそのレンジローバーを救ってやることもできるし。何よりそいつがオレに向かってクラクションを鳴らすこともなかっただろう。さすがに自転車に向けて後方からクラクションを鳴らすことも無いと思われる。
今回の件ですべての原因を作ったのは逆走自転車である。オレは自転車の逆走をしっかりと取り締まって欲しいと思うのである。どんどん罰金を取り立てて、条例を作ってそれを大阪府警の新たな財源にしてもらいたいのである。
あともう一つ望むことは、デカい車からは税金をぼったくって欲しい。車幅が1.8メートルを超えるような車からは特別通行税として年間に30万円くらい払わせて欲しいのである。デカいだけで迷惑なのである。ハマーなんかは日本に輸入禁止なのである。
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