2022年12月20日(火)

大阪腐知事選挙

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　来春の大阪腐知事選挙に、現職の吉村洋文が出馬を表明した。掲げた公約の中には「私学完全無償化」というものが入っている。これは実は昨年の衆院選で当時の馬場幹事長が「大阪では私学の完全無償化を達成しました」と嘘宣伝していたものである。吉村は大阪以外の土地で街宣するときもよくこの「完全無償化を達成」というキャッチフレーズを入れる。しかし、なんか矛盾していないか？

　吉村や馬場は、「大阪は私学の完全無償化を達成しました（嘘）」と語ってきたわけである。つまり、こいつらの頭の中に存在するバーチャル大阪では、私学完全無償化ということが実現しているわけだ。そして大阪の有権者の中のＢ層と呼ばれるＤＱＮたちは「吉村スゲー」「維新スゲー」「そんな維新が治めてる大阪スゲー」と思うのである。馬鹿だからテレビで吉本芸人を使った宣伝戦略を疑いもせずに受け入れるのである。

学力テスト最下位という大阪の惨状を思えば、そうしたＢ層（ＤＱＮたち）が人口に占める割合が多いことも事実なのだろう。そして、テレビに出て馬鹿なことをしゃべっているだけで「吉村さんがんばってる」と誤解するのである。実はこのカスは全然頑張ってなどいない。公費を使い、府議会を欠席してお供を大勢引き連れてイギリスに物見遊山に出かけてるだけのオッサンだ。

　先の話に戻そう。「完全無償化を達成」しているのならば、どうしてそれをわざわざ公約に入れるのか。矛盾するじゃないか。まだできていないからそれを目指すのではないのか。そこをはっきりしてもらいたいのである。さらに言えばこの「完全」の意味だ。「完全無償化」というのはほんまにゼニが掛からないという意味だ。それは授業料だけではなく、入学金、制服代、修学旅行積立金、教科書代にいたるまですべてが無料になってはじめて「完全」という言葉が使えるのである。

　つまりオレが吉村洋文に言いたいのは、おまえが一年前に街宣で言いふらした「大阪は私学完全無償化を達成」というのはすべてデマであり、有権者を騙して投票させるためのペテンであって、本当は全然達成できていないということをきちんと大阪府民にお詫びすることである。おまえがその嘘宣伝をしている動画をオレはすでに保存している。確か維新のＷＥＢサイトにも馬場が嘘宣伝している動画が存在するはずだ。なんでそんな嘘を公然と言いふらすのか。そこをはっきりしてもらいたいのである。これをマスコミは誰も突っ込まない。

　それが嘘宣伝だったことをお詫びした上で改めて「私学完全無償化を目指します」と言えば納得できるのである。「いつも嘘ばかりのイカサマ野郎、スラップ小僧でございますけど、どうか今回は心を入れ替えて府民のために頑張ります」と形だけでも言うべきなのだ。

　吉村洋文、おまえが大阪府民を舐めてるのはよくわかってる。大阪の馬鹿たちはしっかりと洗脳できたから選挙では勝てるとたかをくくってるだろう。たぶん来春は大阪では統一地方選挙にれいわ新選組の候補者がたくさん立つはずだ。山本太郎党首も応援に駆けつけるだろう。そこで維新不正、いや維新府政のさまざまな中抜き行政について暴露してくれるだろう。大阪府民は維新の連中が「金儲け」だけのために大阪を食い物にしてることに気付かないとダメだ。カジノなんてとんでもない。大阪の公教育を建て直し、維新の持つ既得権益を剥ぎ取らないと大阪はどんどん衰退していく。街路樹がどんどん切り倒され。バスの本数が減らされ、企業も人も大阪から出て行くようにしたのは誰か。

　ある上場企業の役員の方がこっそりとオレに語ってくれた。「大阪はコンプライアンス上の問題が多すぎるんですわ。あいつら反社並みなんで。」あいつらとはどの勢力のことか。ここまで読んだ方はよくおわかりだろう。大阪腐知事をすげ替えないと大阪は滅びてしまうのである。