2022年06月22日(水) |
貧乏人よ、ドルを買え! |
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岸田首相は貧困対策も物価高対策も何もしてくれないことがわかった。そうなると、もう自分で防衛するしかないのである。そこでオレが勧めるのが、岸田のお勧め通りの「貯蓄から投資へ」である。もう日本円なんか見放して、ドルを買うのである。
1億人の貧乏人が、一人1万円ずつゼニを出せば1兆円だ。この1兆円分でドルを買うのである。しかし、たった1兆円である。たいした金額ではない。そこで為替証拠金取引(FX)の出番である。日本国内ではレバレッジ25倍以下という規制があるので、この上限いっぱい円売りドル買いのポジションを取ると25兆円分のドルを買えることになる。1ドル=135円と計算すると約1852億ドル買えることとなる。円安はこのままどんどん進むだろう。年内には1ドル=150円になってるかも知れないのである。
さて、一人1万円出資した貧乏人たちが、1ドル150円になったところでドルを売って円を買い戻したとしよう。すると1ドル135円の時に買ったドルは約1.11倍に増えていることになる。1852億ドルは27兆7800億円。つまり2兆7800億円となる。差額は2兆7800億円である。これを一億人で山分けすると一人あたり27万7800円ということになる。あくまで理論上の話だが、1万円の出資金がとりあえずは27万7800円になるのだ。だったら1万円などとケチなことを言わずにもっと出資したいという人も出てくるだろう。
アメリカは0.75%の利上げを決めた。さらに年内にもう一度金利を0.75%上げるという。インフレ阻止のために必死なのである。住宅ローンの金利が上昇するということですでに不動産関係で大きな影響が出ている。
だったら日本も利上げすればいいじゃないかなどと経済音痴の立憲民主党のアホ泉が主張したが、そんなことをすると多数の破産者が出て日本は壊滅する。金利が5%から6%への変化ならせいぜい2割程度支払い利息が増えるだけだが、1%が2%になると倍になるということである。超低金利がいつまでも続くと思っていた人は変動金利でローンを組んでいるわけだ。金利が倍になってしまうのである。それがどれだけ大変なことになるか心配ならエクセルで計算してみればいいだろう。5000万円の住宅ローンを組んで、金利分を年間に50万円払っていたのが倍の100万円になるのだ。返せない人がいっぱい出るのである。
菅義偉は「自助」と口にした。そう、この未曾有(「みぞうゆう」by麻生太郎ではない)の危機に対して国は何もしてくれないのである。だったらドルを買うしかないのである。どんどん沈没していく落日の国家である日本円をあきらめて、資産をドルに換えていくしかない。みんながどんどん円を売ってドルを買えば、それだけ円安が進み、さらに為替差益は膨らむことになるのだ。ここはみんなで協力して円を売ろうじゃないか。
1ドルが200円、300円と円安が進めば、円を買い戻した時の利益も莫大なものになっていくだろう。そうなるともうウハウハである。
オレのこの悪魔のささやきに賛同して国民がこぞって円売りドル買いに走った後、日本はどんな大変なことになっているのだろうか。もう怖くて想像できないのである。オレはかなりヤバいことを書いてしまったと反省しているのである。どうかこれを読んだ人は冗談だと思って笑い飛ばして欲しいのである。こっそりオレがドルを買ってることも内緒にしておいてもらいたいのである。
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