2022年06月06日(月)

維新というカルト集団

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　大阪メトロのいくつかの駅構内には、吉村知事の顔がずらりと並ぶ液晶モニターが設置されている。税金を使って知事を宣伝しているわけだが、そもそもそんなもの観たくないというオレのような人間も多いのにどうしてそんなことにゼニをかけてるのか。大阪市営地下鉄から民間企業となった大阪メトロに対して広告料まで払って知事の宣伝をしているのはなぜか。参院選の時に維新の会に投票させるためである。

　大阪では行政が完全に維新の会というカルト政党に乗っ取られた。メディアも支配された。行政を批判するような動きは報道されることもなく、カジノの是非を問う住民投票を求める署名活動は署名最終日までメディアから黙殺された。大阪は今ロシアのような情報統制の下にある。維新の会が中国国営企業である上海電力に便宜を図り、咲洲地区にメガソーラーを建設させたのがどのような経緯であったのかは隠蔽されている。この上海電力という中国国営企業は中国の国策である一帯一路構想のために暗躍している企業であり。大阪もその中に組み込んでしまおうとする動きに他ならない。

　そこら中に吉村知事の顔写真があふれてる大阪の街の風景は異常である。それはプーチンのロシア、習近平の中国、金正恩の北朝鮮と同じことなのである。そして昨年の衆議院選挙でもわかるように大阪の住民は維新の会に大量に投票しているのだ。住民の支持を得たことに増長しているのか、吉村知事は「不祥事を起こす人もいますが許してやってください」とほざいている。つまり、「これからも犯罪やりますけどよろしく」ということなのである。維新関係者の起こす事件は自民党の関係者の犯罪とは比べものにならないほどひどい。殺人未遂や公然わいせつ、ひき逃げなどまともな人間ならありえない行為のオンパレードである。

　どうか参院選ではこの党を滅ぼして欲しい。一人も当選できないくらいにぶっつぶしてもらいたいのである。テレビで洗脳されていつまでも夢から覚めない大阪の住民は国から見捨てられても仕方がない。しかし、洗脳とは無関係な他地域の住民は絶対に維新議員に投票してはいけないのだ。それは国家を破滅に招く１票になってしまうからである。

　東京の人は維新の会のことを「オウム真理教レベルのカルト集団」と認識しているらしい。それはきわめて正しい見解である。維新幹部が街宣をしていても立ち止まりもせずにスルーするという。嘘ばかりの街宣など聞く意味がないからである。吉村知事の街宣の中身はいくつかの嘘で構成されているが、その代表的なものは「昔の大阪城公園は怖い場所でした（嘘）」「高校を完全無償化しました嘘）」「地下鉄のトイレがきれいになりました（ただの社会現象）」「大阪公立大を作って大学の無償化も実現しました（嘘）」「出産の無償化に取り組んでいます（すでに無償なのに新たな利権として狙っている）」などである。大阪に住んでいれば全部嘘だとわかるが、彼らは大阪以外の人はだませると思ってるのである。自分たちを「教育の無償化に取り組む立派な政党」と宣伝するが、その実態は学力テスト全国最下位ということからもわかるように公教育にかけるゼニを削りまくって破壊し、抗議をした校長先生を処分したという最悪の教育行政なのである。

　このカルト集団を解散に追い込み、大阪を市民の手に取り戻すことが大切だとオレは思っている。１０年間の維新行政でめちゃめちゃにされてしまった大阪の再建には長い月日がかかるかも知れない。公教育はもはや立ち直れないレベルかも知れない。しかし、今食い止めないと大阪は完全に滅びてしまうのだ。

　どうかこの記事を読んだ方は周囲に呼びかけて欲しい。参院選では絶対に自民党公明党維新の会には投票しないということを理解して欲しい。維新の会は決して改革勢力などではない。維新は自民党の利権構造や悪の部分をすべて引き継いで濃縮した集団だ。党勢拡大しか考えず、彼らは日本を支配することだけが目的である。その先にあるのは何か。大阪に中国国営企業を巧妙に呼び込んだことを思えば、それはもはや自明である。