花粉症が終わらない。オレは未だに鼻がぐずぐずした状態が続いている。そしてなんとか薬物の力に頼って症状を抑えるために「鼻炎薬A(クニヒロ)」を服用しているのである。通販で激安で買えるから負担はたいしたことないのだが、連続服用による習慣性の罠にはまらないようにと分量を減らしている結果、ヤクが切れている時間が訪れるのだ。
もうひとつ、鼻をスッキリさせてくれるのが「スーパーメントールのど飴(カンロ)」である。いろんな飴を試してみたが、今のところこの飴がもっとも効果的なのだ。
それにしてももう花粉は飛んでないだろう。するとこの原因物質はいったい何なのか。ハウスダストとか黄砂とか維新の会とか、オレをイライラさせる原因物質はいくつか心当たりがあるのだがどれも確証がないのである。
もっとも一日の中には全く無症状でなんともない時間もかなり存在するわけで。そういうわけでのべつまくなしヤクに頼っているわけでもない。気が付いた時は症状が完全に治まった時で、それはいずれやってくるのだろう。
花粉症の根絶には鼻腔内の粘膜をレーザーで焼けばいいと聞いたことがある。そんなことをしたらウイルスなどの外敵の侵入に対しても弱くなるような気がするのだが、外科的に処置できるのならそれも一案だろう。ただそこまでのことをオレが考えなかったのはひとえに薬でかなり症状が抑えられるとわかっているからである。
「鼻炎薬A」はかなり効く。定められた用法容量を守ればほぼ無症状で過ごすことができる。しかし重大な副作用が2つあるのだ。それは口の中がカラカラに乾くということと、睡魔である。クルマを運転するオレにとって、服用後にやってくる睡魔というのは命取りなのだ。
だからオレは毎食後2錠ずつ、一日に6錠というその「鼻炎薬A」の用法容量を守ることができないのだ。そんなに飲んだとしたら「眠る男」になってしまうのである。仕事どころではないのである。
この「鼻炎薬A」は大量服用するとよくないみたいで、スギ薬局で購入した時に「乱用防止」のためなのか住所氏名を書かされたことがある。そんな危険な薬物だったのかとオレは恐れたが、別にスギ薬局で買わなくても通販でいくらでも安く大量に購入できるようになっている。きっとこの世に存在するはずのこの薬の中毒者たちは通販で大量購入しているのだろう。少量しか買わないオレはきっと規制の対象ではないはずだ。
この世には花粉症がいやだからとわざわざ北海道や沖縄やスイスに引っ越すような人もいるらしい。そこまでの行動を起こさせるような方はどんなに症状が重いのだろうかと同情してしまうのである。もしかしたら日本中の杉林を焼き払いたいとまで思ってるかもしれない。そういう方が農林水産省などにキャリア官僚として入れば、日本の林業政策を根本から変えてしまいそうな気がするのである。
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