2022年03月18日(金) |
吉村洋文と維新のヤバさについて |
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橋下徹をはじめ維新の会の連中というのはどうしていつもまともな議論ができないのだろうか。質問されたことに対して誠実に答えるのではなく、質問で返すというのは橋下徹というペテン師のよく使う手法なんだが、それを議会で知事が行ってるのである。こんな議論のルールもわかってない超弩級の馬鹿、もしくは詐欺師が大阪府知事であるということのヤバさに府民は早く気づけないといけない。
大阪府議会で共産党の石川たえ議員が、カジノによるギャンブル依存症対策について質問した時、吉村知事はなんと「共産党はまずパチンコや公営ギャンブル禁止に取り組むべき」と答えたという。そして維新の議員たちは「そうだそうだ」と一斉にヤジってはやしたてたというのだ。これはあまりにもひどいじゃないか。府議会がこんな情けない状況になってることをどうしてテレビは報道しないのか。大阪府議会はもう議会として機能していないのである。議員定数をどんどん減らして選挙区の区割りをいじり、一人区を増やすことでどうなったか。維新の会が議会の安定多数を維持し、野党議員が当選できないような仕組みを作ってしまったのである。その議会は吉村知事の翼賛議会となっていて、それでこんなお馬鹿な答弁がまかり通ってしまうのだ。こんな腐った地方議会が他にあるだろうか。大阪がどんなに異常なことになっているか、維新の会がナチス以上にヤバい連中で、民主主義の破壊者でしかないということを我々は正しく理解しないといけないのである。
オレが「カジノ反対」の主張をすると、必ず維新支持者(馬鹿)たちは、「だったらパチンコ屋はどうなんだ」と返してくる。もちろんオレはパチンコ屋にも反対である。大阪府の全パチンコ屋を条例で禁止して廃業に追い込んでくれと思っているくらいだ。しかし、ここで考えてもらいたいのは、「カジノ反対」という主張に対する誠実な答えは「だったらパチンコ屋はどうなんだ」ではないのである。そういう「議論のすり替え」しかできない橋下的な手法に騙されるなということである。
パチンコ屋は今存在する害悪である。カジノは維新の会の連中が作り出そうとしている新しい害悪である。新しい害悪に対して「NO!」という主張を行った時に、今存在する害悪を持ち出して「そっちはどうなんだ」と返して来られても困るのである。
もしもこれが、カジノ誘致と同時にすべてのパチンコ屋や競馬競輪などの公営ギャンブルを非合法化して廃止するということなら、吉村知事の答弁は成り立つかも知れない。しかし誰も公営ギャンブルまで廃止しようと思ってないし、そもそも公営ギャンブルの税収というのは社会に役立っているものである。JRA(日本中央競馬会)は税収の面で国に大きく貢献しているのである。
批判されたこと、指摘されたことに答えずに別の議論を持ち出すというのは吉村洋文や松井一郎が常に行ってきたことである。問題点があるから批判がある。しかし維新的な考え方では「批判すること」自体が誹謗中傷とされてしまうのである。彼らは自分たちに有利な法律を作ることで正当な批判まで誹謗中傷のレッテルをはりつけて禁止しようとしているのだ。やってることはプーチンのロシア国内の言論弾圧と変わらないのである。
吉村洋文、あんた悪人だよ。指摘を受けて目が泳ぐのはあんたが悪い人間の証拠なんだよ。これまであんたが関わってきた武富士スラップ訴訟とか、ちゃんと反省してるのかい。いつもなかったことにしてごまかそうとしてるじゃないか。そんなダークサイドの人間が「大阪府知事」になったからといって、闇の側の人間だった過去や人格の本質的な邪悪さは変わらないんだよ。
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