2022年01月24日(月) |
ケツヒーターの快楽 |
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最近特に寒さが厳しい。そういうわけでオレは通勤時にダイハツ・ロッキーに装備されたケツヒーターを愛用している。これはすぐにケツを温めてくれるのでとても便利である。0度近い冷え込みの中で、走り出して5分もしないうちにホカホカとケツがぬくもるのは本当に幸せなのである。
ケツの快適さはやはり生活の快適さの中でもかなり重要だ。それは便秘や下痢が著しくQOLを低下させることからもよくわかる。その昔、便秘に悩んだオレは便秘薬に頼っていたが飲むと必ず下痢になってしまうのが厄介だった。ちょうどいい効き目のものはないのかと、昔かかりつけの医院でもらった「ヨーデル」という薬を飲んでみると、自然なお通じがやってきたのである。貰った時は「全然効かないなあ」と使わずに放置していたのだが、昨年夏に胃カメラをしたときにピロリ菌野郎が棲息していることがわかり、抗生物質で除菌した。それで腸内環境が変化したので薬の効き目にも変化が起きたのかも知れないのである。
職場では椅子にジェルクッションを敷いている。長時間座ったままで仕事をするのでやはりケツの快適さは大事である。硬い椅子に長時間座るとたまに痔の症状が出ることもあるので、ケツを守るためにも柔らかな椅子は欠かせないのである。
自転車競技に打ち込んでいた頃のオレはケツがデカかった。そこに肉がつくからであろう。その頃のデカかったケツと太ももは今は見るかげもなく衰えたが、そうして柔らかな椅子に座らないといけないということはケツのせいかも知れない。またしっかりとケツを鍛えれば、どんな硬い椅子にも平気で長時間座れるようになるのだろう。筋トレ好きの次男から「室内でこげるバイク買えばいいやん」と勧められたことを思い出す。テレビを見ながら家の中で運動できるからいいということらしい。
毛沢東はその著書の中で「根拠地は尻だ」ということを書いていた。そうして落ち着く場所があるからこそ長い戦いにも耐えられるということなのだろう。ケツを愛するとか、ケツが大事というと一部の違った意味でケツを愛する人たちに誤解されてしまうことも多いが、オレはケツの重要性を改めて思うのである。
車の装備品の中でこの「ケツヒーター」というのはどれくらいの率で装備されているのだろうか。オプションの中で重要度はどのくらいに認識されているのだろうか。
次にクルマを買い替えることがあるかどうかはわからない。ただ、もしも人生最後の車を次に選ぶとしたら、その時は迷わずケツヒーターを装備したクルマを選ぼうと思っている。冬場にこれほどありがたい装備はないからである。
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