2021年12月02日(木) |
安い駐車場について |
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オレは日頃どこにでもクルマで移動する。そしてクルマをどこに置けば安く安全に駐車できるのかということを常に意識している。なんばでも天王寺でも四条河原町でも、オレにはちゃんとお気に入りの駐車場がありそこに停めるのである。
しかし、ブログ記事の中でそれを紹介する気は全くない。なぜかというと、そんなことを書いたとたんにその情報は多くの人に共有されることとなり、オレにとっての利便性がたちまち失われてしまうからである。情報というのは知られてないからこそ役に立つという場合が多いわけだ。
もちろん、親しい人にはこっそり教えるし、職場でオレは「駐車の達人」として知られているわけで、誰にも教えないというわけではもちろんない。拡散したくないだけなのである。安く停められるところにはよく行くし、駐車料金の高いところには行きたくない。そういうわけでオレは大阪でも梅田には行かないし、イオンモールがなくなって無料大駐車場の消滅した京橋からは足が遠のいたのである。
もっとも今はさまざまなサービスが存在し、個人が駐車場を提供していてネットで予約できるサービスもある。そういうものを利用すれば誰でも安い駐車場を見つけられるわけである。ただオレはそういう駐車場をあまり信頼していない。オレが頼るのは常に自身の手に入れた記憶と情報だけである。
オレが日頃よく利用しているUFJ銀行の駐車場がある。ところが駐車サービスを12月いっぱいで休止するという通知がその店舗に掲示されていた。オレは新札への両替のためなどにこの支店をよく利用していただけに非常に困るのだ。職場からもわりに近く、勤務時間中に外出して利用することが可能だっただけに本当に残念である。
もちろんオレのようにATM利用料も払わないし、ゼニも借りてないし、給与の振り込みとオンライン取引しかしてない不良顧客のために月に何度か駐車料金を負担させられるUFJにとって、オレとの取引はかなりの赤字だろう。そういうわけで駐車サービス廃止という判断自体は正しいのだろうと思う。しかし、そうしたサービスがどんどん合理化のもとに廃止されていくと銀行の存在意義はいったいどこにあるのかと思うのだ。メインバンクをUFJ以外の他の銀行にしたほうがいいのだろうかと思ってしまうのである。
実際の所、オレがサブで使ってる銀行の方は振込手数料は月に5回まで無料だし、コンビニのATMを月に5回手数料なしで利用できるし、はるかにUFJよりも便利である。すべてをそっちに移しても全く問題はないのである。
最近は使っていないが紀陽銀行の口座もまだ保有している。UFJでの両替手数料が上がった時に、こちらでも両替できることに気が付いてまだ廃止せずにほんの少しだけそこにはゼニを残している。
銀行が駐車サービスを放棄することは世の流れである。困るのはオレのようにただ単に無料でクルマを置きたいだけの卑怯な人間である。仕事でクルマを停めることが必要な人はおそらく少数派で、たいていはオレのように銀行にとって赤字の人間だろう。
不景気でデフレで消費税だけが上がって物価をけん引している政府の無策の結果、世の中はどんどんサービスの余裕を失っていく。オレが今無料とか低料金で使ってる多くの駐車サービスもいつまで続くのかわからない。なんとかオレが免許返納するまで続いて欲しいのである。
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