2021年08月03日(火) |
オレはまだ死にたくない |
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東京や大阪では新型コロナウイルス感染症の入院基準を重症者と中等症患者の一部というふうに厳しく制限してきた。これで多くの中等症患者は自宅放置されることが明らかとなった。医療現場がもう受け入れられないということで、これから発症した人は入院をあきらめてくださいというのに等しい方針転換である。どうしてこういうことになったのか。すべて五輪開催を優先して新型コロナ対策を怠ってきた菅政権のせいである。
オレはまだ死にたくない。幸いワクチン接種は2回目まで完了したし、副反応もたいしたことなかったのでリスクは少ない方かも知れない。しかし、ワクチン接種者でもどんどん感染しているし、一度感染した人も二回目の感染があるわけで油断はできないのである。 オレにとって人生最大の危機は、30歳の頃に経験した十二指腸潰瘍での入院である。大量の輸血を受け約一か月入院して無事に生還したのだが、病院に運ばれたときに医師は「あと一日連れてくるのが遅れていたら危なかった」と語ったらしい。それ以降もオレはこの持病と付き合って何度か入院しているが、その後の2度の入院はどちらもそれほど重症ではなかった。3度目はもっと早く退院可能なのに病院の金儲けのために退院させてくれなかったようなものだと思っている。それ以外でもちょっとした病気はしたが、どれも生命に関わるほどではなかった。ノロウイルス感染症も経験したし、もちろんインフルエンザ集団感染に巻き込まれたこともある。
ただ新型コロナは基礎疾患がない若者であっても発症したら即座に重篤化する危険性があるわけで、海外で多くの死者が出てるのもそのせいである。日本国内では「若者は重症化しない」などとほざく連中が無防備に騒いでるが、これはある意味本当に迷惑な話である。
オレはまだ死にたくない。だから空気感染しそうな盛り場には行かないし、難波や天王寺や梅田という人が密集しそうな場所にも近づかない。電車に乗ることも避けているし、外出時は他の人との距離を保つような行動を心掛けている。それでもかかる時はかかるだろう。もはやそうなったら天命として受け入れるしかない。
オレの同居家族は全員すでにワクチン接種が終わっている。だから家庭内感染で全員が重篤化するリスクは少ないとはいえゼロではない。ワクチン接種後に急死した人の話もちらほら聞くがそれが大きく報道されないのはなんらかの圧力がかかってるのだろう。副反応で死ぬなんてことが報道されれば、ワクチン接種を拒否する人が大量に出てきて混乱に収拾がつかなくなるからである。
いつまで日本はこの状況が続くのだろうか。無策のまま乗り切ろうとしてる小池百合子や菅義偉はきっと事態をただ楽観視してるのだろう。ただ、パラリンピックに関しては中止されるとオレは思っている。そうなると8月中旬くらいに第五波のピークが来るということだろうか。
感染爆発が収まれば、国民は現政権の無能ぶりや迷走ぶりをすぐに忘れ、選挙にも行かずに政治に無関心になる。投票率5割以下という状況で自民党と公明党は組織票で政権を維持し、自分の金儲けした考えていないクズ議員たちがまた大手を振って利権獲得に邁進するのだろう。
日本人は歴史に何も学ばない。オレはその状況にあきれながらもまたこの場所で雑文を垂れ流すのだろう。無事に生きてコロナ禍を乗り切れればの話だが。
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