2021年07月05日(月) |
都民の85%はアホ |
携帯用URL
| |
|
東京都議会議員選挙の投票率は42%だった。6割の都民は投票に行かなかったのである。低投票率の中で共産党や公明党は組織票をきちんと守って現有議席数を守るレベルの当選を果たし、国民民主党はほぼ消滅した。
この東京都議選が、五輪中止させるための最期のチャンスだったことにどれだけの都民が気づいていただろうか。もしもここで自民公明都民ファーストが議席を大量に失い、共産党、立憲民主党、れいわ新選組が全員当選ということになっていればおそらく小池百合子は「五輪中止」を宣言して自分の影響力を行使したと思うのである。しかしそうはならなかった。都民は五輪と心中する道を選んだのである。自民公明都民ファーストに投票するということはそういうことだ。そして選挙に行かないというのもそういうことだ。選挙に行かなかった6割の都民と、自民公明都民ファーストに投票した都民、合わせて85%近い都民は「五輪を強行して感染爆発」という、都民の命と引き換えに五輪強行するという方を選んだのだ。
大多数が五輪強行という選択をしたので、大阪のオレから見れば「都民はアホばっかりやな」と思うのだが、実際そうなんだから仕方ない。その結果どんな事態になろうともすべて自ら選んだことである。もしも自分の身内が海外から持ち込まれたデルタ株などの変異種に感染して死ねば、それは自民や公明、都民ファーストに投票したあなたのせいである。もう誰にも文句は言えないのである。
都議選で五輪中止を主張した立憲民主、共産、れいわの方々にオレは言いたい。今後感染爆発が起きたときに与党に向かって「これはあなたたちのせいだ」とは言わないでもらいたい。少なくとも多数派の都民は、命がけの開催を選択したのだ。太平洋戦争の時に特攻して散華した若者たちとは違って、都民の多くは自由意志で「五輪強行」を選んだのだ。それはもう否定できない事実である。戦時中に良識派の方々が反戦を声高に叫べなかったように、この開催強行賛成ムードの中で五輪中止派の方々は静かに成り行きを見守り、もしも感染爆発した時は、開催強行派の方々を許してやって欲しいのである。彼らはただアホだっただけである。アホには罪がない。アホがする失敗は笑って許してやるしかないのだ。しょせんアホなのである。
おそらくこのアホどもは五輪後に感染爆発が起きてから言うのだろう。「だから五輪中止にすればよかった」と。だったらおまえらが棄権せずに立憲、共産、れいわに投票すればよかったんじゃないか。自民や公明に入れなければよかったんじゃないか。そんなこともわからなかったのか。
ろくに感染対策もできないままに日本人は東京五輪という戦争に巻き込まれる。どうすれば自分の身を守れるのか。それ以外に考えることは何もないのである。
←1位を目指しています。
前の日記 後の日記