2021年06月19日(土) |
枝野幸男はヘタレ |
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オレは枝野幸男という男をこれまではそこそこマシな政治家だと思っていた。少なくとも立憲民主党の中にあって、蓮舫や辻元清美、菅直人なんかよりはずっとまともだと思っていたのである。しかし、最近の彼の動きや発言を知って大いに失望した。特に彼が連合の支持を失いたくないために「共産党とは連立しない」と表明したことでオレはあきれた。枝野は立憲が単独で過半数近くの議席をとれると思ってるのだろうか。もしもそう思ってるならこいつは本当に先の見通せない馬鹿だ。
国民はなんのために自民党以外に投票するのか。それは自民党の今の政治に対して不満を持っているからである。安倍晋三やその一味が国政を私物化し、税金を自分たちの身内で自由に浪費し、買収や公文書改ざんなどやり放題でしかも逮捕もされない。そうしたモラルハザードの状況に対して怒りを覚えるからこそ自民党以外に投票するのではないか。自民党はコロナ対策でも完全に失敗して多くの死者を出した。今こそ野党は結集して政権奪取を狙うべきなのだ。
それなのに枝野は「共産党とは連立しない」と早々と語ってしまった。野党共闘の可能性を早々と否定したのである。こいつは本当にヘタレだ。この男には何の戦略もない。ただの連合の操り人形、男妾である。
連合は庶民の味方ではない。基本的に大企業のエリート従業員によって組織された連合の組合員たちは自分たち正社員の身分を守るために非正規雇用なんかもっと待遇を悪化させればいいと思ってるし、生活に困ってるわけでもない。経団連が献金をして自民党を操ってるように、連合は立憲民主党を利用しているもうひとつの経団連なのである。だから原発廃止も消費税廃止もできないのである。連合は実は第二経団連だからだ。本来なら自民党を支持するべき団体が、サヨクの味方のふりをして立憲民主党の支持母体であると見せかけて居るのである。
もしも枝野が本当に政権奪取をしたいと思うならば、連合と決別して新たに無党派層の支持を集めるために努力すべきである。連合からもらえる票よりも、無党派層の庶民を味方につけるほうが多くの票が取れるに決まっている。
自民党は公明と維新を使って改憲勢力を拡大した。自民党の改憲案では国民の権利が大幅に制限され、基本的人権や国民主権の概念が軽視される内容となっている。まるで大日本帝国憲法の時代に逆行したような改憲なのである。自民党は法律改正で国民投票の仕組みを先にいじってきた。もしも次の衆議院選挙で自民・公明・維新が議席を伸ばしたならば、その勢いで改憲を狙ってくるだろう。コロナ禍という国民の悲劇も自民党の政治家にとっては「改憲のチャンス」でしかないことは彼らの発言から明らかだ。人命を軽視するその発想は戦前の帝国陸軍と変わらない。あの時、「2000万人が特攻すれば戦争に勝てます。」とほざいた馬鹿もいたのである。
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