2021年06月16日(水) |
茶番はどっちだ? |
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国会の会期延長をせずに閉会しようとしている政府自民党に対して、立憲民主党の枝野代表は内閣不信任案を提出し、それは反対多数で否決された。不信任案を支持したのは立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党だった。自民、公明、維新の会が反対に回ったために否決されたのだが、維新の会の足立議員はこの不信任案の提出を「茶番だ」となじったが、そもそも維新の会というクソ野党にそんなことを言う資格があるのか。おまえたちの存在こそが大いなる茶番じゃないかとオレは思うのである。
自民党という利権集団は長年にわたって日本の政治を腐敗させてきた。そこに登場した維新の会は、「既得権益の打破」「身を切る改革」を主張して大阪を中心とする有権者の支持を集めた。しかし、その実態は「維新」には程遠く、「身を切る」のは実際は公務員や住民であり、既得権益は打破するのではなくて自分たちに付け替えることだった。公務員を減らす代わりに、利益共同体であるパソナからの派遣を増やした。時短を要請した飲食店への協力金の給付は日本一遅いということで話題になったが、その遅くなった理由は業務を手数料20億円ですべてパソナに丸投げしたからである。パソナはアルバイトを200人連れてきて、それで20億円を受け取ったのである。
オレは国会で維新の議員が登場するたびにそのくだらない内容に辟易してきた。安倍晋三に対するあからさまなお世辞、そして全く中味のないスピーチ、こんな茶番は辞やめろといつも思っていたのである。存在そのものが茶番であり、大阪では支持率を維持するために吉本の芸人を使って自党をヨイショさせている情けない集団である維新の会が、立憲民主党の党首に向かって「茶番」だと言ってもオレから見れば「お前が言うな」である。
質問されたことに答えずに用意された原稿をただ読むだけの菅義偉は戦後最悪の総理大臣である。安倍晋三が最低だとオレは思っていたが、それを越えるレベルのクズが菅義偉だった。その誉めようもない無能な男をほめそやす維新の会の正体は、実は自民党の2軍である。いかにも野党のようなふりをして、自民党への批判勢力の受け皿であるかのように見せかけているが、実は第二自民党であり。自民党の悪の部分だけを集めて濃縮したような反社会勢力である。その証拠に維新議員の犯罪率は日本の全政党の中で断トツの1位である。自民党議員も買収などは得意だが、維新の議員の犯罪は殺人未遂や公然わいせつ、ひき逃げなどその上を行くのである。
大阪の人間はもうかなり目覚めてきた。コロナ禍でも住民投票を強行して大阪市を解体して金づるにしようとしたことに対して多くの市民が反対票を投じた。仕事もせずにTVに出て放言してるだけの吉村知事は次の選挙で大きく票を減らすだろう。コロナ対応という大事な危機管理局面で維新の会は大きな失敗をした。その結果、入院できずに多くの人が亡くなったという事実を決して住民は無視してはならない。
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