2021年04月18日(日) |
東京に来ないでください |
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小池都知事が「東京に来ないでください」と訴えている。エッセンシャルワーカーの人以外は東京都に来るなということだ。オレは大阪や東京のような大都市が地方に新型コロナ感染を広げていると思っていたので、むしろ逆に「東京から出ないでください」と訴えるべきところだと思ったのだが、どうやら小池都知事の考えは逆のようである。
オレは東京には行かない。もちろん東京の人から見れば感染爆発の大阪からオレなんかには来てもらいたくないだろうし、特に東京に行く理由もない。ただ、小池知事の「来ないでください」の中にはたぶんオレは含まれるているのだと思う。エッセンシャルワーカーではないし、不要不急の存在のオッサンだからである。
エッセンシャルワーカー以外は来るなと主張する小池知事は、世界中から集まるオリンピック選手に関してはどう思ってるのだろうか。おそらくそれぞれの国でPCR検査を済ませてから来るわけだが、感染した直後なら検査で陽性にならない場合もある。実際に出国時のPCR検査で陰性だったにも関わらず、日本入国時の検査で陽性になった人が出ている。五輪選手にもそうしたケースは多数あるだろう。
小池知事はいったい東京五輪についてどう考えてるのだろうか。やりたいのかやりたくないのか。やりたいからこれ以上感染が広がらないように人の流入を阻止しようとしているのか。だったらオリンピック選手はいいのか。いろんな国から選手がやってくれば、いろんな国から新たなコロナ変異株が持ち込まれるわけで、ワクチン接種が世界の先進国の中で一番進んでいない日本にとって大変な脅威となるだろう。本音のところはどうなのだろうか。都民の命とオリンピック開催とどっちが大切なのだろうか。
4年に一度の大会のために頑張ってきた選手のためには開催して欲しい。無観客での開催なら外国人の観客は入国しないから少なくともリスクはかなり減るだろう。しかし外国から選手たちがワクチン接種率の低い危険な日本に来ることは、選手たちにとってのリスクなのである。
吉村知事は「大阪に来ないでください」とは言わない。滋賀や和歌山のような周辺の県に対して看護師や医師の派遣を要請するくらいに自分たちの責任がわかってないおめでたい知事である。大阪が周りにどんどん感染を広げて迷惑をかけてるのである。むしろ大阪からお詫びの意味で医療従事者を派遣してもいいほどである。大阪が医療崩壊したのは維新の会の引き起こした人災なのに、その責任を棚に上げて看護師を募集してるのである。
なんで募集しているかというと、コロナ重症化センターで働いている医療スタッフに対して、「4月から報酬を15万円削減」と無礼な方針を伝えたために怒って大勢のスタッフが辞めてしまったからという真偽不明の情報があった。維新の会ならその程度の裏切りは日常茶飯事である。明かなクズ候補を維新の会が公認しておきながら、不祥事を起こしたらすぐに除名するというパターンがあちこちで起きてるが、クズでも公認してくれるから維新の会に加入するのであり、人物チェックの厳しい他党の候補にはとてもなれないのである。維新議員のツイッターアカウントをフォローして、その香ばしいおバカ発言をウォッチしたいのだが、オレはすぐにブロックされてしまうのである。維新ウォッチ専用の別垢を作るしかないのだろうか。
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