2021年03月13日(土) |
オレのイカ焼きを返せ! |
携帯用URL
| |
|
日本海の真ん中に「大和堆」と呼ばれる少し水深の浅くなった海域がある。ここは日本の排他的経済水域に含まれるのだが、大量の中国漁船が越境して密漁しに来ているのである。そのあおりをくらってイカの漁獲量などは激減している。漁業資源を守るために水産庁の監視船が中国漁船を排除しに行くが、何百隻もの漁船をたった一隻の監視船で追い払うことは困難である。拿捕するとその船を日本まで曳航しないといけないのでその間は海がお留守となり、中国漁船はやりたい放題である。
この問題に対して、日本政府は中国に対して強く抗議してるのだろうか。習近平に「いい加減にしろこのイカ泥棒め!」と罵倒するくらいはしてもらいたいのである。二度とそんな不法行為をさせないということを約束させてもらいたいのである。
中国漁船の侵入を阻止するために海上自衛隊を出動させることも検討してもいいのではないか、退去しない船は撃沈すると表明すべきではないか。
仮に立場を逆にしてみよう。中国の排他的経済水域に日本の漁船が侵入しようとすれば中国は軍を出動させ、漁船を拿捕して罰金を払わないと返さないという態度をとるだろう。だったら先手を打ってこちらから捕まえればいいのである。舞鶴から海上自衛隊の艦船を出動させ、中国漁船を日本の港まで曳航して「罰金を払わないと帰さない」ことを通告し、中国政府にゼニを払わせればいいのだ。人質に取って外交カードに使えばいいのである。
習近平は日本政府を舐めている。不法行為を抗議しても漁民に警告なんてしないだろう。大和堆での操業ももしかしたら中国政府の進めている「力による現状変更」の一つかもしれないのである。尖閣諸島周辺に武装漁船や海警局の武装した船を送り込んでくることと同じように、日本政府に対するしつこい嫌がらせなのである。
フィリピンやインドネシアでは違法操業の中国漁船を撃沈したりしている。どうして日本にはそれができないのか。もちろんそんなことをすれば死者が出るわけで、船員をすべて下船させてから破壊して沈没させる必要があるのだが、とにかく「船は沈める」ことを宣言して欲しいのだ。
体当たりしてくる中国漁船をはね返すために、装甲船を建造するのはどうか。体当たりしてきた相手の船が逆に壊れるだけという外装にトゲトゲをつけた船で排除すればいいのである。ハリネズミのような船に体当たりしてくる馬鹿はおそらくいないだろうと思うが。
大和堆でイカが獲れないことで一番困るのはオレである。オレはイカ焼きが好きだ。しかし、イカが高値で品不足になってしまい、イカ焼きというオレの好きな安価な食べ物に影響が出てるのである。
この原因を作った習近平をオレは許さない。イカ焼きを食べたいというオレの希望を叶えるために、日本政府はちゃんと仕事をすべきなのである。
←1位を目指しています。
前の日記 後の日記