2021年02月18日(木) |
鼻炎薬A(宣伝ではなく) |
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花粉症の季節である。オレはこの時期重度の花粉症にいつも苦しめられている。とめどもなく流れる鼻水、頭痛、目のかゆみなどである。甜茶の飴を舐めたり、さまざまな鼻炎薬を試したりしていたが、最近のお気に入りはクニヒロ・鼻炎薬Aである。
このジェネリック医薬品である鼻炎薬Aは、近所のスギ薬局で898円(税別)で販売されている。オレはいつもそれを購入していた。ところが何気なく楽天市場を検索すると、なんと一箱(48錠入り)が383円(税込)で売られてることがわかったのである。安いのである。どうしてオレは今まで高いものを買わされていたのか。
それでスギ薬局には悪いがこれからは安い通販で買うことにした。まとめ買いすれば送料も安くなる。オレは383円×3にメール便の送料250円を足した金額の1399円を確認して「購入する」をポチった。楽天ポイントもついでに貯まるのである。一箱当たりの単価は1399÷3=466.3円ということになる。一方スギ薬局で買う場合は898円×1.1(消費税)=988円ということになる。一箱当たり522円も安く買えるのである。半値以下である。
この鼻炎薬Aだが、オレは定められた使い方を全く守っていない。2錠ずつ1日3回というのが定められた容量用法だが、そんなに過剰に飲まなくても効くのである。体重の軽いオレは朝食後に1錠飲むだけだ。それで夕方までなんとか症状を抑えることができるのである。十分である。
飲む量を減らしたことには別の理由もある。この鼻炎薬Aは眠くなるのである。2錠飲んでしまうと眠くて仕事にならない。1錠でも軽い眠気は襲ってくるがまだ意志の力で耐えられる。2錠だと運転中に気を失うかも知れないので絶対に飲めない。そういうわけでオレは通常の服薬量の1/6程度で使っているのである。一日三回定められた容量を飲んでしまったら一日中眠くて仕事にならない。そんな副作用の強さなのだ。
この薬にたどり着くまでにはいろいろあった。かかりつけ医に花粉症を訴えたところ出してくれた「眠くならない鼻炎薬」は確かに眠くはならなかったが、効くこともなかった。効かない薬には全く意味がない。それなら「多少眠くはなるがよく効く鼻炎薬」の方が価値がある。かなり眠くなるがよく効く鼻炎薬であったクニヒロの「鼻炎薬A」は、服用量を減らすことで「そこそこ効くが少ししか眠くならない」というちょうどいい薬になったのである。
しかし、このように薬に定められた容量用法を勝手に変えてしまうことはどうなんだろうか。それは薬事法違反とかに問われないのだろうか。ヤクザ医師、いや薬剤師でもないオレが勝手に「こういう飲み方があります」と宣伝すればそれは法律上問題があるのではないか。そのあたり薬剤師さんの意見が聞きたいのである。
毎年春先になるとオレは花粉症で苦しみ、その対策にたくさんお金を使ってきた。しかし、今はこのクニヒロ鼻炎薬Aだけで済ませられる。
この鼻炎薬Aをスギ薬局で購入する時、なんか紙に記入させられたということがあった。乱用防止ということらしい。一種の麻薬みたいなものである。そうなるとオレもこの麻薬に支配された肉体になってしまったのだろうか。花粉症に今悩んでる方の中には、オレと同じようにこの薬に救われる方もいるかも知れないのである。一度試してみればどうだろうか。
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