2020年12月25日(金) |
そうだ、スキーに行こう |
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コロナ禍の中でもっとも安全なスポーツは何だろうかと考えたとき、オレはフェンシングだと思っていた。きちんと防具で守られているし、剣道なんかと違って声も出さない。しかしこれは京大でフェンシングをしていた教え子から否定された。そうなると何が安全だろうか。
今年は寒波が来て雪が多い。関西のスキー場も続々とオープンしてるのである。伊吹山とか箱館山などは雪が少ないときは完全アウトだったが今年はそういうことも全くないのである。今こそスキーに行くべきなのである。
スキーは新型コロナウイルス感染の恐れがもっとも少ない遊びだとオレは思っている。密になれないからだ。スキーヤーはリフトでもゲレンデでも常にゴーグルと寒さ対策のマスクで守られているわけである。危険なのは飯を食う時くらいだが、その時だけ密を避ければ大丈夫なのだ。
そういえば長いことスキーに行ってないなあと思う。20代の頃はタイヤチェーンを搭載して、冬は必ず信州に出かけた。諏訪湖に滞在しつつ車山高原スキー場とかに出かけたものである。それが冬の習慣だったのに、長いこと行かなくなった。それは日産EXAというチェーン装着不可の車に12年くらい乗っていたことが理由なんだが。その後2000年に三菱FTOに乗り換えたときには、自分にはもうスキーに出かける習慣がなかった。
昔の若者にとってスキー場というのはナンパの重要スポットだった。原田知世が出ていた「わたしをスキーに連れてって」という映画を覚えているだろうか。そうそう、あの頃は冬の北海道でもオレはスキーを楽しんだのだった。20代の頃に勤務していた公立高校の修学旅行もスキー合宿で、生徒がインストラクターさんのお世話になってる間ずっと勝手に滑っていたことを思い出す。生徒が行かないような上級者用のゲレンデもパトロールしていたなあと思う。妙高高原とか、白馬乗鞍とかに出かけたなあ。
今の若者がスキーに行けなくなった理由は、車を持たなくなったこととゼニがなくなったことの二つだろう。修学旅行代わりにスキー合宿に出かける高校も減ったのではないだろうか。
スキーではなくスノボから入る若者も多いわけだが、オレはスノボは全く分からない。オレの頭の中にあるのはスノボ=DQNという価値観であり、それは以前にひどい服装で日本代表の名前を辱めた大麻常習者がいたからだろうか。 国母和宏という名前だったが、「国母」というよりは「国恥」という男だった。そういうDQNのせいでイメージが悪くなったスノボだが、スノーボーダーにDQNが多かったこともまた事実である。
昔のように若者が豊かになって、ウインタースポーツを楽しめるような日が戻ってきてほしいとオレは思っている。この寒波の中、ゲームを楽しむのではなくスキーに出かけてほしいと思うのである。
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