江草 乗の言いたい放題
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2020年08月27日(木) 怒れ佐賀県民!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 長崎新幹線ができて得をするのは長崎県民だけであり、その結果在来線の長崎本線、佐世保線の方にしわよせが来て本数が減ったりして不便になるとしたら佐賀県民にとって得なことは何一つない。ところが建設費は負担させられるわけで踏んだり蹴ったりである。そういうわけで佐賀県知事が長崎新幹線のフル規格開業に反対することはもっともなことだとオレは思っている。

 考えたら佐賀は長崎から迷惑ばかりかけられているのである。たとえば有明海の水質問題である。長崎県が諫早湾に潮受け堤防を築いて干拓しようとして水門を築いたことで、有明海の水質は悪化した。ノリ養殖などをしていた佐賀県の漁民は大打撃を受けたのである。ところが農地はもう余っているわけで諫早湾の干拓をする必要などもともとなく、そんな意味のない工事のために水質悪化という迷惑だけを押し付けられた佐賀県民にしてみれば怒り心頭、それこそ長崎県知事に土下座してもらってもおさまらないのである。

 そこで今度は新幹線だ。諫早湾のことのお詫びもせず、迷惑をかけたという自覚もない長崎県が今度はまた自分たちの便利さだけのために長崎新幹線を作らせ、かえって不便になってしまう佐賀県にもゼニを出させようとしているわけである。佐賀県からすれば「アホか!」一蹴するだけの話である。

長崎県の中村法道知事は長崎新幹線の未着工区間(佐賀県内)の整備方式を巡って、8月26日に菅義偉官房長官らを訪ねてフル規格による整備の早期実現を要望したという。そんなことよりも先に佐賀県に諫早湾の干拓の件で謝るのが筋だろう。佐賀県知事がフル規格での新幹線建設に反対しているということに一顧だにせず、ガースーのところに行って建設を急がせようとするクソ野郎である。オレが佐賀県知事なら中村法道のところに直接言って「舐めとんかコラ、ふざけるのもいいかげんにしろよボケ!」と罵倒するだろう。そしてガースーも考えたらクソ野郎である。こいつは国民に対して説明責任のある場面でいつも「何も問題ありません」とシラを切りとおしてきた。全く誠実さのかけらもないクズ野郎である。こんなクズを総理にしたら日本の恥である。

 そもそも長崎新幹線を建設する必要があるのだろうか。コロナ後の世界は劇的に変わるのである。もう二度とコロナ以前の世界には戻れないのである。人の移動というものを全面的に否定したのがコロナ後の世界である。世界の航空産業、鉄道事業は大きくダメージを受け、今後はもう二度と拡大しないのである。どんどん縮小していくしかないのだ。

 政治家が新幹線を作らせたい理由ははっきりしている。そこに巨大な利権があるからだ。滋賀県では栗東駅を作って一儲けしようとたくらんだ国松知事一派が選挙で敗れ、その子分たちがしこたま買い込んだ駅前の土地が売れずに塩漬けになるという痛快なことがあった。政治家の金儲けのために公共事業がある。その原資は税金である。つまり新幹線建設事業なんてものは、政治家のくだらない小遣い稼ぎに大義名分を乗せただけである。そんなものをありがたがる国民は馬鹿にされてるのである。

 リニア建設も一向に中止という声が聞こえない。ここまでゼニを掛けたから途中でやめられないということなんだろう。これはギャンブルに負けるアホの論理である。ここまでギャンブルにゼニをつぎ込んだから勝つまでやめられないということをほざいてるアホと基本的に同じなのがリニア建設なのだ。今すぐにやめればここから先の損をすべてなくせるのである。ギャンブルは今すぐやめるべきであることと同じである。

 オレは佐賀県知事を応援したい。オレも佐賀県知事同様に長崎新幹線の建設に断固反対したい。ついでに静岡県知事のリニア建設差し止め請求にも賛成である。


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