2020年08月25日(火) |
50肩になったのだ・・・ |
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オレは「40肩」とか「50肩」という言葉を聞くたびに、「もうその年齢は過ぎたからオレは大丈夫だ」と妙な安心感を覚えていたのである。しかし、数日前から右肩に筋肉痛のような違和感があり、どうしてだろうかと思っていたが今週月曜日の朝にオレは右腕が上がらなくなったことに気が付いたのだ。肱を曲げて手首を肩の高さまでは上げられるのだが、それ以上に上げようとすると激痛が走る。それで左手で右手をつかんで上げるといちおう動くのだが、右手に力を入れて上げられないのである。
右手の少し不自由な状態はそれ以外にも発生した。服を脱ぎ着するときに、右手を背中の方に回そうとすると激痛が走る。どうやら右肩の関節の可動域が狭まってるようなそんな感覚なのだ。
同僚に痛みのことを話すと「50肩でしょう」と言われた。さっそくネットで50肩についていろいろと調べてみた。まあいずれにしてもこのままでは仕事に支障があるので帰りに病院に寄ることにした。
さて、右手が上がらないとなると教師の場合、一番困るのは黒板に文字をチョークで書けないということである。身長2mとかの大男なら腕を上げないで文字が書けるが、オレはチビなので腕を上げないと黒板の上のほうが使えない。ただ幸いなことはオレは左利きで、黒板の文字を左手で書くのである。左手には症状が出ていないので板書は問題なくこなせたのである。
どうしても右手を使用しなければならない場面と言えば、クルマで駐車場に入るときに駐車券を取ることである。窓から腕を突き出さないといけないわけだが、激痛が走るのでさっと腕が出せない。そこをなんとか恐る恐る手を出して、かろうじて駐車券を摘まみ取るのである。
喜連瓜破のイオンモールにそうしてクルマを停めて、オレは行きつけの整形外科に赴いたのである。あまり客はいなかったのですぐに順番が回ってきた。オレは右腕が痛くて上げられないことを訴えた。医師はオレの右腕を差し上げ、あちこち押してみたりして、オレが「ぐわっ」とか「おおっ」と痛みの声を上げるのをひとしきり確認した後、レントゲンを撮ることとなった。そうして出た診断はやはり「50肩」ということだった。
肩にステロイドの注射を打たれ、そして就寝前に飲む痛み止めの薬の処方箋を受け取ったのである。
診療を終えて、ゼニを払う時にオレはいつものように右手で右側のケツのポケットを探ろうとして、そこで激痛が走った。痛くて手が届かない。それであきらめてオレは左手で右のケツのポケットから出すというなんとも無様なことをしなければならなかったのである。オレは財布の位置を右のケツポケットから左のケツポケットに移動させた。とにかく左手はなんともないのである。50肩の症状は必ずどちらか一方にだけ出るらしい。
右腕が自由に動かせないということで運転に支障が出るかと言うとそうでもなく、今のクルマはパワステでハンドルが軽いので左手一本でなんとかなるし、両手でしっかりとハンドルを握らないといけないようなスポーツ走行をするわけでもないし、たまに方向指示器のレバーを操作するくらいはなんともなかったのである。
このまま軽快してくれればいいのだが、オレは以前に頸椎の椎間板ヘルニアという症状で通院したことがある。そちらは今のところ再発もなく安定してるのだが、年齢を考えるとカラダにいろんな故障が出てきてもおかしくないのである。とにかく健康には気をつけないといけないなあと痛感したのである。
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