2020年07月20日(月) |
飲酒逆走は死刑にしてください |
携帯用URL
| |
|
オレは阪神高速の出入橋出口をよく使う。梅田付近に用事があるときにそこで阪神高速を降りるのがもっとも便利だからである。阪神高速は入り口には料金所があってゲートがあるが、高速出口にはゲートも何もない。だから逆走して出口から侵入することは可能といえば可能だが、そんな危険なことをするのは馬よほどの馬鹿か、あるいは認知症で何も判断できなくなったドライバーくらいである。
その出入橋出口から侵入し、高速を逆走してきて正面衝突した馬鹿ドライバーが昨年12月にいた。オレは自分がその時間にもしもその出口を降りようとしていたならと想像して激しい恐怖を感じたのである。
馬鹿ドライバーの軽自動車には2人の同乗者がいて、その馬鹿は生きているが同乗していた男性2名は死亡している。そしてぶつかられた普通乗用車の20代の夫婦は軽傷で済んでいる。馬鹿も重傷を負ったが命は助かっていたのである。
報道された記事ではこの軽乗用車の3人は忘年会で酒を飲んでいたようである。そうなると同乗した二人は飲酒運転であることを認識していたわけであり、被害者ではなく飲酒運転の共犯者である。わかっていて止めなかったのならこれは犯罪であるし、もちろん飲酒運転している男の罪は一番重いのだが、警察は「逮捕」ではなくて書類送検している。なぜ逮捕じゃないのか。
オレは飲酒運転は危険運転じゃなくて「殺人未遂罪」を適用すべきだとこれまでここで主張してきた。そして事故によって人が死ねばそれは殺人である。ところが日本の刑法は飲酒運転による殺人に対して通常の交通事故と同じ扱いで「過失」としていて、法律上の欠陥が存在したのである。過失で酒を飲むような馬鹿はいない。そこには必ず故意がある。だから「殺人」というのがオレの主張である。
まあそれでもいちおう「危険運転致死傷罪」というのができたから、すべての飲酒運転はそこにあてはめればいいのに、裁判官は馬鹿だから「飲酒していてもその直前まで正常に運転できていた」という弁護側の主張を取り入れて「危険運転じゃない」などと判断したりしていた。オレがもしもその法廷で傍聴していれば間違いなくそのふざけた発言をする裁判官をぶん殴りたくなっただろう。被害者の側に立てば飲酒運転で殺されるのは殺人と同じである。
この飲酒逆走で同乗者を死なせた馬鹿は「よく覚えていない」と語ってるようだが、そんなことはどうでもいい。もう死刑にしてくれ。そしてこのような危険な運転は殺人と同じだという認識を社会に広めてくれ。
オレは飲酒運転している馬鹿が絶対に許せない。そんな馬鹿に巻き込まれて死ぬという悲劇をこの世からなくしてもらいたい。だから今のルールで科せられる罰は軽すぎると思っている。あおり運転に対する罰則が強化されたが、その程度では生ぬるい。危険な運転をする輩はすべて路上から排除すべきなのだ。
オレの主張は過激だろうか。もしもオレが阪神高速を走ってる時に逆走車に遭遇したらどうやってよければいいのか。軽自動車から小型車に乗り換えたのは、少しでもそういう場合の危険を減らしたかったからである。
←1位を目指しています。
前の日記 後の日記