2020年05月24日(日) |
交通テロを許すな! |
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高速道路を通行するクルマに対して無差別にモノを投げ込んだりするいわゆる「交通テロ」は断じて許せない。オレは不特定多数に対するこのような行為は「無差別殺人・同未遂罪」として必ず死刑にするべきだと思っている。水源地に毒を入れるとか、集団が密集している場所に爆弾を投げ込むとかの行為は、それによって死者が出たかどうかという結果ではなく、その行為のもたらす被害の可能性によって処罰されるべきだとオレは思っているし、その罰は死刑以外ない。
熊本市の九州自動車道を走る大型トラックに、コンクリートブロックを投げ込んだ少年3人が、殺人未遂の疑いで逮捕された。逮捕されたのは、18歳から19歳の専門学校生ら少年3人だということである。この3人は5月20日未明、熊本市の九州自動車道にかかる橋の上から、走行中の大型トラックめがけてコンクリートブロックを投げ落とした疑いが持たれている。
コンクリートブロックは重さ13キロで、トラックの荷台に直撃したが、運転していた男性にけがはなかったということだが、それはたまたま荷台に直撃したからであり、もしもフロントガラスを直撃したら死亡していた可能性もある。行為の結果、器物損壊で済んだのはたまたまであり、無差別殺人につながった可能性も十分あったのだ。
少年3人は全員「間違いない」と容疑を認めている。またこの現場では、ほかにも3台の大型トラックが同様の被害を受けていて、警察が余罪を追及しているということである。他のクルマに対しても同様のテロ行為を行っていたのである。この少年たちを死刑にすることは、少なくとも社会の秩序を維持するために必要だ。このような行為を断じて許さないという社会の合意形成が必要なのである。
オレは日々クルマで通勤をしているわけだが、もっとも恐ろしいのはテロである。オレのクルマの前に突然巨大なコンクリートブロックが投げ込まれて、それをよけきれずに直撃を受けたとしたらどうなるのか。避けようとしてハンドルを切って電柱に激突するようなことになればどうか。
テロとはそういう悪意によって起きるものだけではない。馬鹿が何も考えずに動くこともテロである。スマホを見ながら歩いてる馬鹿がオレのクルマの前に突然飛び出してきたらどうすればいいのか。周囲を全く見ていない子どもや老人、何も考えてない馬鹿、このような人がオレの前に飛び出してきたとして、それを避けようとして起きる事故、避けないために起きる事故、そのすべてに対してオレは警戒しないといけないのだ。
高速道路の上から物を投げ込む馬鹿というのは定期的に発生する。犯人がわからないことも多い。ドライブレコーダーを装備している車が増えた今そういう悪質な行為は以前よりも検挙しやすくなってるわけだが、100%捕まるわけでもない。そうした交通テロがいかに危険な行為であり、その罰がどれほど重くなるか。今回の熊本の事件ではぜひとも加害少年の名前と顔を公表したうえで、このような無差別テロに対する厳重な処罰をオレは望むのである。
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