2020年04月07日(火) |
もっとゼニを出せ! |
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新型コロナウイルス肺炎の流行のせいで収入が減った人に対する給付金が話題になっている。政府の予算額の少なさから考えれば、対象はかなり絞られ、手続きは煩雑になることが予想される。どうしてもっとすばやくできないのか。
外国の事情と比較すると、日本の対応のまずさがはっきりする。たとえば感染の中心であった武漢の病院清掃員は給与が10倍になった。ニューヨークの看護師さんの給与は週7000ドル。1日10万円以上である。それに引き換え日本の看護師さんの危険手当は500円以下だという。まずは、コロナと最前線で戦ってる看護師さんに対して手厚くすべきである。命の危険もある中で使命感から必死で頑張ってる方々をどうして国は評価しないのか。
児童手当の増額も一人当たりわずか1万円である。こんなわずかな金額でどうなるのか。どうしてそこでどーんと10万くらいの数字が出せないのか。
安倍晋三はトランプ大統領からもっと武器を買えと言われればすぐに1兆円くらい出すのである。アメリカから武器を買うことと、国民の命を守ることとどっちが大事なのか。どうでもいいことや、友達のやってる加計学園への補助金や、自分の選挙区にいる有権者へのゼニはどんどん出すが、それ以外の貧しい国民がどうなろうと全く気にしないのである。その理由は彼がサイコパスだからとしか思えない。自分が付いた嘘で自殺に追い込まれた財務省職員の話を聞いても表情一つ変えなかったのである。
こんな国難の時にどうしてこんなボンクラが首相だったのか。福島原発の事故の時に首相だった菅直人もボンクラだが、彼は少なくとも原発を見捨てて逃亡しようとした東電に対して怒ったじゃないか。
諸外国の対応と比べて日本の対応はあまりにものんびりしている。感染者数は「検査させない」という方針のせいで実際よりもはるかに少なく報告されているし、死亡者も肺炎で死んだ人に対して全員検査しないことでごまかされている。コロナウイルス感染とはわからないままに火葬されてしまった人もかなりいすはずだし、葬儀の時に感染しなかったのだろうかとオレは心配するのである。
そんな中で緊急事態宣言である。これは国民のためではなくて企業救済のためである。このおかげで仕事が休みになった労働者に休業補償しなくていいし、宣言に従って中止になったさまざまなイベントの保証もいらない。大企業を守るためのこの措置の意味を理解したのか、日経平均株価は上昇している。
安倍晋三が守ろうとしてるのは決して大多数の国民の生命財産ではない。彼が守りたいのは自分の選挙区の自分に投票してくれる有権者と、献金してくれる大企業、そして加計孝太郎や山口敬之のようなアベトモだけである。テレビでは加計学園の関連校の大学教授がいかにも感染症の専門家でございますという感じで語っているが、そいつにはかなりのギャラが支払われているのだろう。
ゼニのない人がこれからどんな状況に追い込まれるのか。どんな悲劇があるのか。オレには予想もつかないことが起きるような気がするのだ。
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