2020年03月05日(木) |
選抜高校野球は開催すべきだ! |
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自粛自粛の嵐である。東京事変のライブを予定通り実施しようとした椎名林檎に対して嵐のようなバッシングがあり、ツアーを中止させられたというのを知ってオレは逆に腹が立った。なんでそこまで攻撃されないといけないのか。あくまでやるかやらないかは自己判断であり、そんなこと強制でもなんでもない。ライブを実施する人がまるで非国民の犯罪者であるかのようにつるし上げられ、電車の中で咳をすると非常ボタンを押されたりする状況の方がよほど異常なんだとオレは言いたいのである。
コロナウイルスによる新型肺炎がどれほど危険なのか。ちょっと重症のインフルエンザ程度のものじゃないか。感染しても多くの人が自覚症状がなくてピンピンしているわけで、大阪でのライブ観客の中で全く自覚症状がないから検査にも来ないという人が多数なのである。インフルエンザにかかった部員がいるからその高校は出場辞退なんてことはしてなかっただろう。その程度なのである。なんで過度に恐れてるのか。
自民党の連中が過度に恐れる理由ははっきりしている。この新型コロナウイルスは後期高齢者にとってかなりの脅威であり、自民党の長老連中が全員壊滅してしまいそうなほどの影響があるからだ。ところが自民党幹部はこんな時世でも会食や会合をやめない。おそらくそこに感染者が出れば自民党は崩壊するのである。
ところが若者の集団の中にこのコロナウイルスが紛れ込んでも、おそらく多くの者は自覚症状のないままに普通の生活を継続できるのである。極力検査をしないという日本政府の方針で多くの感染者は市中に潜伏したままの状況となっている。今後のクラスター感染はおそらく若者と高齢者が交流する場所で起きるはずである。もしも症状の出ない感染者が風俗嬢であり、そこに高齢者が多数来店していたとすれば究極のスーパースプレッダーということになってしまう。
オレは選抜高校野球は開催すべきだと思う。甲子園球場のような風通しのいい開けた空間で感染が広まるとはオレには思えないのである。感染はタクシー内という密室や狭い会場でぎゅうぎゅうのライブなどで起きている。これはオレの憶測だが、一瞬すれ違うようなことでは感染せず、長時間誰かのウイルス噴射攻撃にされされて初めて感染するのが今回の新型コロナウイルスではないだろうか。
甲子園が無観客試合になれば、地方のお客さんが入れたホテルの予約がすべてキャンセルとなる。甲子園周辺や阪神間のホテルの多くがこの時期は予約でいっぱいなのだ。それが一気に全室キャンセルとなるとそれこそ倒産するレベルのダメージなのである。どうやって乗り切ればいいのか。国は「融資に応じる」としか答えてない。そんなことよりも現物のゼニが欲しいのである。実際の収入の8割でもいいからとにかくゼニをくれ。そこで働く人たちの収入を保証してくれという切実な願いは残念ながら自民党の政治家どもには届かないのである。選挙資金を1億5000万円渡され、それを好きに使っていいよと処理できる金銭感覚の連中が、日々の収入を絶たれたら生きていけない庶民のことなど全く何も考えてないのだ。
日本はなにも自粛する必要はなかったのである。粛々とこれまで通りの生活を続け、感染者が見つかればどんどん治療し、免疫を持った人が多数派になるように、かかっても怖くないということをみんなが周知徹底するようにという対応で十分だったのである。
人を殺すのはウイルスではなくて、大幅に落ち込んだ収入と不景気である。今の日本に大量に存在する派遣や非正規雇用の人々はウイルスに感染しても死なないが、収入の道を絶たれたら場合によっては自殺を考える人も出てくるかも知れない。
「轍鮒の急」という故事成語をご存じだろうか。道路にできたわだちの水たまりにいるフナが水を旅人に求める。その旅人は数日後に大量の水を持ってくることを約束するが、フナはそれまでに水が干上がって死んでしまうので間に合わないのである。制度設計をして1か月後に一人当たり10万円の給付金を出すことにしても、必要なのは今すぐに使える1万円なのである。金持ちは今は必要ないトイレットペーパーを買い占めることができるが、貧しい若者は今自分のケツを拭く一本のロールペーパーもないのである。汚れたケツのままパンツやズボンを上げないといけないのである。最悪なのである。
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