2019年09月19日(木) |
東電幹部3人を死刑にせよ! |
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企業が不祥事を起こしたときいったい誰が責任を取るのか。安全対策が不十分だったことで歴史上最大の被害を起こした東京電力の福島第一原発のメルトダウンの責任を誰がとるのか。地震国の日本では実にありふれた「津波」という災害でありながら、全く何の対策も取らず、しかも部下から上がってきた進言も黙殺して、自分の役員報酬のことしか考えてなかった東京電力幹部のクソ野郎3人の裁判が行われて無罪という判決が出た。オレはこの判決にあきれるとともに大きく失望している。企業が不祥事を起こしたらトップが責任を取るのは当たり前だろう。残念ながら日本ではそういう前例がホリエモン以外誰もいないのである。
「そんな大きな津波は予測していない」などと考えていた時点で馬鹿だ。過去にどんな災害があったかということは調べればすぐにわかる。少なくとも過去100年くらい遡って災害対策はすべきだし、もしもメルトダウンしてもすぐに廃炉にできるように災害対策にゼニは使うべきである。しかし、日本の原発の中にはただの一基も「メルトダウンした時に炉心を簡単に取り出せる」ようにする「コアキャッチャー」を装備した原発はないのである。ヨーロッパではこれは安全基準に含まれており、装備されてないとそもそも建設ができない。日本のすべての原発は西洋の基準に当てはまれば失格なのである。新規に建設される予定の青森県の大間原発でさえも、この「コアキャッチャー」は装着予定さえされていないのである。この事実をマスコミは一切報道しないし、学者がテレビで語ることもない。これについて書いてるのはオレのブログと「きっこのブログ」くらいである。そんな大切なことは実は国民にも知らされてないのである。
今回の東京電力福島第一原発の人災について、オレは経営陣3人には死刑判決が相当だったと思っている。この3人に人柱になってもらうことで、企業倫理という点で大きな前進が日本社会にもたらされるわけで、そのためにもこのジジイ3人には腹を切ってもらわないといけないとオレは思うのだ。死刑が重いなら、せめて懲役5年でも3年でもいいから罰を科すべきだ。無罪だけは絶対にいけないというのがオレの主張である。
オレは遠からず人類は滅びると思っている。中国とアメリカがおっはじめる核戦争の可能性が一番高いと思ってるが、そうでなくても地球規模の地殻変動で大量の原発が破壊されてしまえば一気に放射性物質が放出されて人類は滅亡する。それがオレの生きてるうちかあるいは死んでからかはわからないが、とにかく人類は滅びる。しかし、それを「災害だから仕方ない」で済ませてはだめだ。そうならないように必死で抵抗しないといけないのである。
戦争が起きれば真っ先にその国の原発にミサイルが撃ち込まれるのは明らかである。中国と台湾が戦争になれば台湾は三峡ダムにミサイルを撃ち込むだろう。サウジアラビアの石油施設が破壊されたが、もしも原発があればそれが攻撃目標になるわけで、爆弾を搭載したドローンを飛ばして攻撃するなら本当に低コストで原発は破壊できる。そんな綱渡りの世界にオレたちは生きてるのである。それらのリスクよりもはるかに可能性の高いのが津波や台風などの天災である。関西空港を襲ったような高潮が、絶対に東北地方には来ないのだろうか。今年は千葉県が台風で過去最大の被害を受けたが、もっと巨大な台風が東北を襲うことは絶対にないことだろうか。
歴史上何度も大きな津波を受けてきた三陸地方や福島、茨城県という太平洋岸に原発を設置して、津波対策をろくに考えてなかった東電の馬鹿幹部の責任は万死に値するとオレは思っている。被災者へのお詫びや補償交渉を下っ端の社員に任せて、本当の責任者であるおまえらががっぽり報酬もらってトンズラこくことがオレは絶対に許せない。全員腹を切れというのがオレの主張である。
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