2019年09月17日(火) |
消費税値上げの瞬間 |
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10月から消費税が上がる。オレが気になるのはその瞬間のことである。つまり、その消費が8%と10%をまたがる場合にどのように判定されるかということである。
小売店は単純に日付通りに対応すればいい。しかし、24時間営業のファミレスやコンビニの場合はいったいどのように判定されるのだろうか。レジに並んでる間に日付が変わった場合、いきなり8%から10%にあげられてしまうのだろうか。それが気になるのだ。どうやって区別するのか。深夜営業のファミレスで食ってる場合、8%のうちに払おうとして会計を済ませるべきなのか。深夜営業の居酒屋でタッチパネルで会計する場合、会計ボタンを押すタイミングが0時よりも前か後かで支払額が変わってしまうのだろうか。そんなつまらないことがオレはとても気になるのである。
消費税の値上げに野党は本気で反対しなかった。野党の中には消費税が上がってくれと思ってる勢力もあるわけで、国民の味方というよりは財界の手先みたいな国民民主党のようなグレーゾーンの政党だってある。本気で消費税値上げ阻止を考えてるのはたぶんれいわ新選組と共産党くらいだろう。
8%と10%が混在したややこしい仕組みに、しかもポイント還元とかいろいろと余計なものがくっついて本当にわけのわからないカオスの状態で消費税値上げは強行されるのである。どんな混乱が起きるのかオレにはわからないのだが、とりあえずいろんなものが少しずつ値上げされるのは気分悪いのである。ガソリン代もきっちりと2%分上がるのだ。そもそもすでにガソリン税の分が入ってるガソリン価格に消費税がかかるわけで、税に税を掛けて払わされるなんてどう考えてもおかしいのである。なんでこんな理不尽な制度が放置されているのか。国民はあまりにも鈍感である。
150円のガソリン価格のうち、ガソリン税の分が50円でガソリンの価格が100円だとしよう。本来の税の考え方から行けば、100円の部分に8%の税がかかるなら、ガソリン代は消費税分を含めて158円になるはずである。ところが実際は150円に対して8%課税されるので162円という価格になってしまうのである。どうしてこのような二重課税が放置されているのか。オレには全く納得できないのである。この二重課税の問題を全く解決せずにさらに増税されてしまうのだ。
オレは消費税値上げの瞬間に起きることを目撃したい。できることならそのタイミングでコンビニのレジに並びたいのである。そしてどのような形で判定されるのかを体験してみたいのだ。できるだけ長蛇の列ができるようなコンビニでそれを確かめたいのである。きっとオレと同じことを考える酔狂な奴が他にもいるだろう。
もうすぐその瞬間がやってくる。しかし、もしかしたらコンビニ側はすでにこの対策を立てているのかも知れないのである。
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