2019年07月13日(土) |
自民党の不快な政見放送 |
携帯用URL
| |
|
自民党の政見放送を見た。安倍晋三と三原じゅん子が出ているヤツである。その内容のほとんどは旧民主党政権をけなし、それに比べていかに自分たちがマシであったかというものであった。確かに旧民主党政権の政策には多くの失政があった。しかし、そのあとの雇用回復や円安、株高というのは果たして安倍晋三の功績だろうか。株高というのは日銀の金融政策の結果であり、その中身は日銀がETFを買い上げてむりやりに株価を上昇させるというイカサマだった。決して企業業績が回復したわけではない。また雇用の回復の原因は人手不足に尽きる。少子高齢化で労働人口が減ってる中で、再雇用者や非正規雇用という低賃金労働者を増加させた結果である。
はっきりしてることはどれも安倍晋三の功績などではない。たまたま安倍晋三はそのタイミングで総理大臣だったというだけのことである。彼の小学生以下の頭脳で金融政策や雇用政策など考えられるわけがないということをまず国民は知るべきである。
公文書を改ざんしたり廃棄したり、統計を偽装したりという形で国民に知られてはまずい不都合な真実を国はどんどん隠すようになった。GDPは横ばいなのに国民の一人当たり所得はどんどん下がった。2009年からの10年間で国民の平均所得は100万円近く下がってるのである。そこまでみんな貧しくなったのは民主党政権のせいではない。国民を搾取して貧しくして、富は大企業や安倍晋三のお友達、上級国民が分け合うという社会構造を与党である自民党公明党が築いてきたからである。国家の富がアメリカからの兵器購入や米国債の購入に浪費されたからである。
国民の財産をどんどんアメリカに貢いできたというのがトランプのしもべに過ぎない安倍晋三の本質だ。そうした不都合な事実を覆い隠し、政権プロパガンダに終始した政見放送を観ていると、まるで北朝鮮の国営放送を観ているような不快な気分になる。
振り込み詐欺に騙されるような馬鹿な老人たちや、自分で考えることのできない愚かな若者たちを取り込むのにあのクソ政見放送は効果を上げるだろう。教育を破壊して国民をどんどん無知にしたのは自分たちの政権を守るためである。
どうして日本はこんなに貧しくなったのか。どうして若者は夢を失ったのか。将来の夢がお笑い芸人かユーチューバーという小学生が多いという。努力して受験勉強すれば誰でもどんな大学にも入れるし夢がかなうというかつてのジャパニーズドリームは失われ、東大や京大は金持ちが進学する世界となってしまった。どうすればそれを変えることができるのか。
安倍晋三を打倒するのは簡単だ。誰も自民党に投票しなければいいのである。今の腐った政治を終わらせるのは、国民があの厚顔無恥な詐欺師に騙されないことである。疑惑を指摘されて「関係があるのなら議員辞職します!」と啖呵を切りながら、多くの官僚たちに嘘をつかせ自殺させて保身に走ったクソ野郎を守ってる自民党の議員どもも同罪だ。
かつての日本を太平洋戦争に導いて多くの国民の命を奪ったのは誰か。あの反軍演説を行った齋藤隆夫を国会から追放した当時の翼賛議員どもじゃないか。どうして国会議員全員が辞職して軍の暴走を止めなかったのか。テロで自分が殺されたくないからと国民数百万の命を犠牲にしたのは誰か。
自民党、公明党の議員も全員クズじゃないだろう。利権まみれの腐ったドブの中にも一人ぐらいはまともな志の人間がいるだろう。なんで一緒に腐っていこうとするのか。おまえらに人間の誇りはないのか。
←1位を目指しています。
前の日記 後の日記