2019年05月08日(水) |
愛子様を天皇にする方法 |
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世間では「女性天皇」と「女系天皇」の区別もついていない人たちが勝手な議論をしているようでオレはあきれている。歴史を知らない人が「過去には女性の天皇もいたことを知った」などと書いてるのを見ると「もっと勉強しろよ」と思うのである。
さて、ここにきて天皇家と秋篠宮家との後継争いという状況となり、愛子様と悠仁親王のどちらが天皇になるかということが話題になるわけだが、両家の確執も一気に解決する方法があることを世間の人々は気づいてるだろうか。それは悠仁親王と愛子様に結婚してもらうことである。
いとこ同士の結婚というのは世間にはいくらでもあるし、民法のルール上も全く問題ない。そうすれば愛子様が即位し、悠仁親王が即位しなくても二人の間に生まれた皇子が次の天皇として即位すればいいのである。それによって男系で皇統が維持できるし、しかも女性天皇というのも実現するから一石二鳥である。
昔なら結婚は親同士、家同士の合意があれば本人の意志などは関係なく決められたものだった。天皇家のような高貴な家ならなおさら本人の意志よりも周囲や親の決めたことが決定事項となってしまったのである。
現代の結婚には必ず「両性の合意」が必要とされる。恋愛結婚以外は結婚として認めないという風潮がある。結婚しない男女が増えていることや少子高齢化の原因として、若者に非正規雇用が増えて貧しくなったからということがあげられるが、本当の原因はそこではない。恋愛結婚以外に結婚に至るパターンがなくなったからである。恋愛感情のある相手としか結婚しなくなったから、恋愛に至らない男女は結婚の機会を失ったのである。
そもそも恋愛の機会は平等ではない。誰もが恋愛をできるわけではないのだ。人を好きになるという感情を持てない人もいる。そして、自分が好きになった相手が自分のことを同じように好きになってくれる可能性なんてさらに減少するわけで、そういう僥倖にはなかなか巡り合えないのである。
昔はそういう男女を「お見合い」という方法で強引に結びつけた。なぜかそれでけっこううまくいっていたのである。恋愛感情というのは結婚してから育てていくものであった。ところがなぜかそのお見合い結婚の方が離婚することは少なかったのだ。離婚率の上昇は実は恋愛結婚の増加と密接に関係している。
愛情のある相手と結婚するということは。愛情がなくなったら別れるということである。それが恋愛結婚だから仕方ないのだが、そもそも愛情が何十年も持続するほうが困難であるわけで、結婚してから30年後でも新婚時代のようにベタベタしてるカップルがあればそれは変なのである。
人は飽きる存在である。どんなに愛し合ったカップルも、やがてはふつうの夫婦になる。恋愛は非日常だが、結婚生活は退屈な日常である。天皇家に嫁ぐということは、愛情がなくなっても離婚できないということであり、それは現代の多くの人々にとって耐えがたいことなのではないだろうか。
まあそんなことをあれこれと考えたのだが、愛子様と悠仁親王を結婚させればいいなどというアイデアはどうせ一笑に付されるのだろう。それがすべてを解決する良案だということは常識にとらわれた人には理解してもらえないのかも知れない。
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