2019年04月10日(水) |
国民よりも当選が大事 |
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桜田義孝五輪相が更迭された。「復興よりも議員が大事」というのはきっと政治家の本音なんだろう。国民の生活をどうやって豊かにすることなんかよりも、自分の生活をどうやって豊かにするかしか考えてない議員がほとんどである。ようするに「選挙で勝つ」ことだけが目的となってしまってるのである。
太宰治はその絶筆となった作品「桜桃」の中で、「子どもより親が大事」と言って、家で幼な子と妻が自分の帰りを待ってるのに 女給といちゃつきながらまずそうに桜桃を食べている男を描く。そういった利己的な行動はむしろ人間の本質であり。利他的な行為や生き方をできることの方が珍しいのかも知れない。
本来、政治家というのは国民のために奉仕する存在だったはずだ。すぐれた為政者というものは、高い志を持っているものだった。しかし今の日本にそんな政治家がいるだろうか。いつのまにか議員という人たちは国会では嘘ばかりついて、自分のフトコロに入ってくるゼニの計算ばかりしてるクソ野郎に占められたじゃないか。
政治家が国民のことを税金を払ってくれる奴隷としか考えないから今の政治がある。政治献金をくれる大企業の法人税をどんどん安くして、何も考えずに自分の党に入れてくれる馬鹿な国民からはさらに税率をアップして消費税を徴収している。その状況に気づいていない国民が多数派だから、国政選挙で自民党は多くの票を集めるのである。自由民主党という名前は実は間違いで、実際は「財界御用達党」や「政治献金ウハウハ党」という性格なのである。制度を自分たちに都合よく変えて、政党助成金というゼニを国庫から支出させ、自分たちが贅沢してるというのが今の政治家の実態だ。その地位を守ることが彼らにとって一番大切なのであり、日本が将来滅びようが、国民がどんな苦しい生活をしようが全く意に介さない集団が今の政権政党なのだ。本当にクソ野郎の集まりである。
もちろんそうした本質は巧妙に隠されてるのだが、年功序列や当選回数で大臣人事を行う結果、時々今回の桜田大臣のような超弩級の馬鹿を大臣にしてしまうこともある。そういう馬鹿はついつい本音がポロっと出てしまうのである。それが今回の発言であり、特に驚くようなことでもないのである。
与党政治家の多くがクソであり、野党議員もまた組織や政治献金の奴隷であり、まともな志を持った議員なんて山本太郎くらいしかいないということに国民は早く気付かないといけない。オレはいっそ山本太郎が総理大臣になって、安保条約廃止、消費税廃止、原発廃止というカタストロフィが起きることを願っているのである。そんな政府ができたらオレも仲間に入れてもらいたいのである。文部科学大臣あたりなら引き受けてもいいのである。そのときはFランク大学をじゃんじゃんつぶすのである。
私利私欲しか考えてない連中が離合集散していろんな政党を作った。それでは自民党と戦うことはできないとオレは残念に思っている。自民党と全面大切できるような、与党勢力と正反対のコンセプトを持った政党こそが今求められるのである。
山本太郎さんが「れいわ新選組」を旗上げした。今の野党政治家は自分の所属政党を見限ってどんどんそこに参加すべきである。消費税増税を前にして乾坤一擲の勝負を挑む機会が巡ってきたのだ。国民民主党とか立憲民主党とか捨てて、新党に身体一つで飛び込むくらいの意気込みの人間にならオレは投票してやりたいのである。
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