2019年03月24日(日) |
大阪府ダブル選挙の争点とは? |
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オレは大阪都構想にはそれほど魅力を感じていないし、二重行政が解消して税金の無駄遣いが減るとも思っていない。だったら維新の候補を支持しないのかというとそういうわけでもない。大阪の政党の中で、議員定数の削減や知事の給与の削減、退職金の廃止という「自分に痛みを与える改革」を実行できたのが維新だけであるという事実を忘れてはならない。
オレは大阪が好きだ。その大阪で維新とその他すべてという勢力が対決している。そして共産党や立憲民主党がなりふり構わず自民党候補を応援している。オレはこのサヨクの連中の動きが非常に不愉快である。共産党の方々に言いたい。「アベ政治を許さない」と本当に思ってるなら、どうして大阪府知事・市長選挙で自民党候補を応援するのか。あなたたちがこれまで戦ってきた相手はいったい誰だったのか。どうして今ここで自民党を応援するのか。「赤旗」の自民党候補応援記事を共産党支持者たちはどんな気持ちで読んでるのだろうか。党利党略という汚い談合をしてるのは、維新以外のすべての政党ではないのか。おまえらそれを卑怯だと思わないのか。
自民党から出てる知事候補の小西は、給食費の無償化をマニフェストに掲げている。しかし、その財源はどこから持ってくるのか。今、大阪府は200億円を私学に通う高校生の授業料補助に使っている。公立でも私学でもほとんど自己負担の差はない状態で進学できるのだ。その結果、優秀な受験生は公立トップ校に果敢にチャレンジするようになり、北野高校には大阪中の秀才が集まった。もしも給食費をまかなうために300億円をかければ、この授業料補助を削るしかないのである。いったいどちらが大阪府民にとって困ることだろうか。
給食費くらい自分で払えとオレは思っている。オレは子供たちの給食費を無償化してくれてもちっとも嬉しくない。わが子に食わせるのは親として当たり前のことである。そんなものを恵んでもらって、タダだからとまずい給食を押し付けられたくはない。オレは乞食ではないから息子の食ったものに対してゼニはきちんと払いたいのである。
しかし、授業料は本当に助かる。つまり、公立高校に入れると思っていたのに受験に失敗して突如年間数十万の出費が増えるというのは親にしてみればショックである。それが府の補助でカバーされるのはまことにありがたいのである。大阪府民はどうかそこに気づいてもらいたいのである。
共産党は「カジノ反対」ということを主張してるが、そもそもおまえたちの支援する自民党候補はカジノ賛成派である。なんでそんな的外れなことを主張するのか。「アホか!」とオレは言いたいのである。本気でカジノ反対なら共産党の独自候補を立てろよ馬鹿。自民党に乗っかるくせになにを言ってるんだとオレはあきれている。
反維新の連中が街頭で演説してるところに、オレはいちゃもんをつけに行ってやりたい。そいつらの矛盾する主張をその場で論破してやりたい。党利党略だけで右から左まで野合してることの恥ずかしさをオレは指摘したい。
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