2019年03月04日(月) |
セブンイレブン社長はクズ |
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セブンイレブン・ジャパンの古谷一樹社長は、2017年秋にこのような言葉を話していたそうである。
「私の経営手法って『加盟店ファースト』なんですよね。加盟店オーナーさんが『セブンに加盟してよかった』と感じていただけない限りは、本部だけが収益を上げて良しとするビジネスでは絶対ありませんから」
24時間営業できずに営業時間の時短を申し出たFC店に対して違約金1700万円払えと脅しをかける人間が、こんなふざけた発言をしてるのである。こいつがクズ野郎ということはこれでもうはっきりしている。
2017年の時点ですでに人手不足は深刻化していて、バイトが入れない時間帯にオーナーが寝る時間を削って働いていて過労死するという事件も起きていたし、少子高齢化の中でさらに事態は悪化しているのである。24時間営業ということ自体を見直しているコンビニチェーンもある。
古谷社長はこのようなことも語ったそうである。
「セブンイレブンとして、24時間営業は絶対的に続けるべきと考えています」
「社内で見直しを議論したことはありませんし、加盟店からもそんな声は全く出ていないですね」([関連記事]セブンイレブン社長「24時間営業は絶対続ける」参照)
もしもこれが事実であるならば、古谷社長の周りはイエスマンばかりの腐った組織ということになる。加盟店から怨嗟の声が全く出ていないわけがないのである。現状を理解できていないこの経営者はクズということははっきりしている。
セブンイレブンという組織にとって、FC店というのはただの搾取の対象でしかないのである。江戸時代、水吞百姓と呼ばれた小作人が搾取されてあえいでいたように、彼はFC店から搾取し、方針に逆らう店に対しては契約解除や違約金で脅し、借金漬けにして自殺に追い込んだりしてきたのである。こういう志の低い人間を社長に据えている組織には未来はない。いくら収益を上げたとしても、そんなものに何の意味もない。いずれ組織の中の矛盾が拡大して破綻するだろう。少なくとも真にFC店を大切にして共存共栄を目指すまっとうなコンビニチェーンが登場した時に、セブンイレブンはたちまち壊滅するだろう。ただ、現状では残念ながらそうしたまともなコンビニチェーンが他にないだけである。
北海道ではセイコーマートというコンビニが支配的であり、中国四国にはポプラというコンビニがある。大手3社以外のそうしたコンビニが、「搾取しないまっとうなコンビニチェーン」を目指したとき、搾取することを社是とするようなコンビニは生き残れないだろう。
日産自動車がゴーン社長のもと再建できた理由は、下請けに対する値引き要求や切り捨てだった。売れる車を出して業績が回復したから再建できたのではなくて、下請け搾取によって経営改善したのである。日本人にはできない冷酷な経営を外人にやらせたというだけである。
いつのまにか日本人の経営者もビジネスライクに人間をモノ扱いするようになった。昔の家族的な空気の企業はどんどん減ってしまい、いつのまにか殺伐とした雰囲気の会社ばかりになってしまったのである。
一つのFC店が起こしたこの反乱の行く末をオレは見守っている。これがどんな決着に落ち着くのか。セブンイレブンの社長がクズであり、コンビニチェーンが搾取というビジネスモデルをこれからも継続するのか、それともまっとうに生まれ変われるのか、オレは見届けたいのである。
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