2019年02月17日(日) |
イージスアショア欲しいですか? |
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秋田県と山口県に建設が予定されている地上基地「イージスアショア」を本当に地元民は欲しがってるのだろうか。核戦争が起きても標的になるのは東京のような大都市や米軍基地であり、秋田や山口というのは当面の核攻撃を免れることができる場所だったはずである。それがイージスアショアなんか作るから逆に狙われることになるのだ。最初に地上の標的を核攻撃で破壊してからICBMを打てばいいだけである。
国民には知らされてないことだが、イージスアショアというのはアメリカに飛んでいく弾道ミサイルを迎撃するものであり、日本の領土防衛には関係ないのである。だったら日本がゼニを出すのではなくアメリカが払えばいいわけだが、そのゼニは日本が出さないといけないのだ。
アメリカ人のための基地を日本国民の税金で作り、しかもそれがあることで余計な核攻撃を受けることになるというもう馬鹿としか思えない計画なのである。そんな馬鹿なことに国民の税金がおよそ1兆円使われるのだ。辺野古の基地建設にかかる2兆5000億円と合わせて本当にばかばかしいことに我が国の税金が使われるのだ。辺野古基地建設の費用があればすべての国立大学の授業料を10年間無料にできるのである。意味のない基地建設と、教育にかけるゼニとどちらが価値があるかと言われれば教育のほうが大事に決まってるだろう。
金正恩というデブのために世界が振り回され、日本が何兆円も税金を使わされてるというのも実にばかばかしい。どうしてゴルゴ13のようなスナイパーを使ってピンポイントで射殺しないのか。会談のために出国してきたらチャンスではないか。ならず者国家の独裁者に対してどうしてそこまで気を使わないといけないのか。アメリカなんて平気で一般市民の上に大量虐殺兵器を行使した国のくせに、こんなところ紳士ぶるなよとオレは思うのである。
ただ、イージスアショアも辺野古軍港建設も、日本本土防衛のためにというのは本当の理由ではない。政治家の利権のため、すべてはゼニのためなのである。辺野古の基地建設のために2兆5000億円使ったとしたら、その1割は自民党の政治家の懐に入るのだろう。どうしてそういう無駄なゼニの使い方をするのだろうか。オレはこの利権政治にはもうとことんあきれてるのだが、いっそのこと税金の無駄遣いを減らすために、「おまえらが基地建設やめてくれるなら1割のゼニは自民党にあげるからそれで納得してくれ」と言いたくなるのである。それで税金の無駄遣いが9割減るならいいじゃないか。意味のないものを作るくらいなら、おまえらの欲しい程度のゼニはくれてやるぜといいたいのだ。
山口県民は馬鹿ばかりだからいくら嘘つきでも安倍晋三を熱烈に支持してると思うのだが、自分たちが標的になって弾道ミサイルで瞬時に蒸発させられるということを心配しないのだろうか。イージスアショアさえなければ、山口県が標的になることなどない。日本の大都市が廃墟になってもかろうじて生き残れるのである。北九州に戦術核が撃ち込まれても、萩や岩国は大丈夫だと思われる。ところがイージスアショアが建設されればそこが必ず狙われる標的になるのだ。犠牲になるのは安倍一族だけではないのである。
トランプを背後で操ってる軍産複合体の金儲けのために多くのゼニが浪費され、世界中で軍事費がふくらみ、人殺しのための兵器が大量生産され、その一部はテロ集団にも渡っていく。無関係な市民が殺傷されるという悲劇は永遠になくならない。こうした悪循環に対して「NO!」と言える資格のある唯一の国が日本であるとオレは思っていた。今でもその考えは捨てていない。アメリカと中国のくだらない覇権争いに対して堂々と「NO!」といえる国を糾合して、いまの国際連合をぶっつぶして真に平和を希求する組織に作り変えてほしいのである。そんな理想を実現できる立派な政治家は今の日本には望むべくもないのだが。
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