2019年01月24日(木) |
安倍首相の参勤交代 |
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会談とは対等の関係でする話し合いである。しかし、トランプやプーチンが日本と自国を対等だとそもそも思ってるだろうか。新聞などのマスコミが「首脳会談」と書いてることが本当に真実を伝えてるのだろうか。
オレは両者の関係は常に上下関係だと思っている。そんなものは対談でもなんでもない。格下のものが格上のものに挨拶して忠誠を誓ってるだけである。そんな会談にはなんの意味もない。それは江戸時代の参勤交代のようなものである。だから何度しても結果は同じであるし、そもそも相手は格下の国の要求など聞き入れるはずもないのだ。
江戸時代の参勤交代は江戸だけだったが、安倍首相の参勤交代は上様が二人いるのでなかなか大変なのである。
そうして出かけても成果が上げられるような見込みはない。それでもしつこくご機嫌伺いに行くのはなぜか。それは「会談をした」ということを「努力してるポーズ」としてる利用したいからである。勉強しない馬鹿が「自習室に5時間いました」などと自慢してるようなもので、大切なのはその中身なのに、回数だけが強調されているのである。あまりにあほらしくてもうあきれるしかないのである。
その無意味な参勤交代のために莫大なゼニを使い、政府専用機を飛ばしているのである。本当に税金の無駄遣いである。まともに交渉するほどの才覚もなく、強く自国の主張を伝えるだけの勇気もない。ポツダム宣言の内容を理解することもできない国語力のない無能なオッサンが何度行ったところでなんの進展もないのである。
彼らと交渉するには「実利」を示すしかないのである。どうして国後島を日本に返還すれば観光客が年間100万人やってくるというふうに相手を騙さなかったのか。旅行者と組んでキャンペーンをやれば、北海道旅行ではなくて国後島旅行を今度は観光のメインに据えて多数の日本人・中国人・韓国人旅行者を送り込むことができたのである。
もしも大量の観光客が来るようになれば、その観光客が落とすゼニで島は潤うことになる。ホテルが建設されれば雇用も生まれる。交通インフラも整備されて、日本への直行便が多数飛ぶことになればすごく便利になるだろう。
モスクワは遠いが、東京は近いのである。別に東京まで行かなくても札幌や釧路でも、国後島からみれば大都会である。日本の資本が入って水産資源の加工場が建設されればそれもまた雇用の拡大や、住民の収入UPにつながるのである。どうしてロシア人の島民たちはそうした実利面を考えないのか。ロシア人でいるよりも日本人になったほうがずっとお得であるということがわからないのだろうか。
もちろん、島が日本に返還されるなら旧島民はその土地の所有を主張するだろう。どれだけ記録が残ってるのかわからないが、国後・択捉は根室支庁に属していたのだろうか。だったらそこには固定資産税などの記録が残ってる可能性がある。
早くこんな不毛の領土交渉はやめてしまえ。日本は本気で取り戻したいならば相手の「不法行為」を強調することである。シベリア抑留や引き上げ戦の撃沈、満州での居留民の虐殺行為をすべて「ロシア兵によって大勢の日本人が虐殺された」と世界に宣伝し、「北方領土を返還さえしてくれればその問題は追及しない」と答えればいいのである。
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