2019年01月20日(日) |
ロシア・中国・北朝鮮は悪の枢軸 |
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ロシアが「日本は第二次大戦の結果を受け入れてない唯一の国だ」と発言したそうである。第二次大戦の結果、世界の共通認識となったことは何か。それは「領土拡張主義の終焉」である。ドイツや日本が戦争によって拡大した領土をすべて元通りにするというのがあの戦争の結果である。世界の各国は「現在の国境線のルール」を確定することとなったのである。
しかし、第二次大戦の結果を受け入れてない国が世界で3つだけ残っていた。それは中国とロシアと北朝鮮である。中国はチベットへの侵略を進め、寺院を破壊し僧侶や尼僧を大量に虐殺した。また一方的にブータンの領土を奪った。北朝鮮は韓国にいきなり攻め込んで朝鮮戦争を引き起こした。ロシアはウクライナ領であるクリミヤ半島を一方的に占領した。それだけでも十分に悪逆非道な行いであるのに、ロシアはさらにウクライナ全域を支配しようとしているし、中国は台湾に武力進攻しようとしている。北朝鮮は在韓米軍の撤退を狙って統一戦争を虎視眈々と狙っているのである。この3国こそが世界平和の秩序を乱す悪の枢軸なのだ。
オレが日本の代表として国連で演説する立場なら、必ずこの3国を強く非難するだろう。その発言をすれば日本の国益を損なうだろうか。否である。逆に世界の称賛を受けるとオレは思っている。日本はアメリカとの同盟関係を打ち切って、真の世界平和を実現するために理想を語るべきである。その理想はいずれ世界中の人々の支持を得るだろう。中国・ロシア・北朝鮮の枢軸国とアメリカの同盟国の間で起きる世界最終戦争を逃れるためには、日本が真の世界平和を叫ぶ国家にならないと駄目である。
日本はポツダム宣言を受諾して、朝鮮半島や台湾といった海外の領土を放棄したが、それらの土地はもともと日本の領土ではなかった。日本が千島列島(北千島)や南樺太を放棄したのも同様の理由である。多くの日本人が家を捨てて日本に引き揚げたのは「そこがもう日本ではない」ということを認識していたからである。しかし、ソ連軍はその引き上げ船に魚雷を発射して撃沈し、引き上げの群衆に向かって爆撃を行って大量虐殺を行った。国後島とか択捉島の島民はなぜ島から脱出しなかったのか。そこが「昔から日本の土地」であると認識していたからである。それが樺太や満州との大きな違いである。平和に暮らしていた土地や家を一方的に奪ったのは、そこにやってきたロシア人である。それこそがポツダム宣言に反する行為である。オレが外務大臣ならそのことを強く主張するだろう。もっともあのボンクラ河野太郎にそんなことが言えるとは思わない。あの時、スターリンは北海道まで占領しようとしていたことを忘れてはならない。
8月18日に千島列島北端の占守島を突如攻撃してきたソ連軍に対して、島に駐屯していた日本軍はすぐに反撃した。そこには無傷で温存されていた39両の97式中戦車、25両の95式軽戦車があったのである。上陸してきたソ連軍は3000名の死者を出して壊滅し、撤退した。そのままソ連軍に攻撃を加えれば全滅させることもできたのだが、停戦命令が出たため日本軍は武装解除に応じた。満州の関東軍は戦わずに逃亡したので、ソ連軍が日本との戦闘で出した犠牲者はほぼこの戦いで発生している。あの時停戦命令など無視してソ連軍を完全に殲滅していたら、千島列島を占拠されることなどなかったし、北方領土問題も存在しなかったのである。
日本軍が交戦している間に濃霧に紛れて占守島の缶詰工場で働いていた女子工員たちはほとんど脱出に成功した。霧の中を根室まで逃れることができたのだ。占領後にソ連兵はその女性たちをレイプする目的が果たせずに悔しがったという。日本軍には従軍慰安婦という制度が存在したが、ソ連軍は女性を現地調達させた、つまり占領地でのレイプや略奪は黙認していたのである。ドイツでベルリンが占領されたときに数万人のドイツ女性がレイプされたというのは誇張でもなんでもない。
日本は交渉の中で、北方領土占領のいきさつのことからきちんと主張すべきである。ポツダム宣言は受諾したが、そもそもヤルタ協定の中味なんて日本とは無関係である。シベリア抑留の賠償請求も行うべきだ。明白な国際法違反をしているのはロシア側なのである。
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